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2016年12月25日16:43

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よいお年を

年の瀬でございます。

ささやかながらボーナスも出る。この週末はカミさん、娘、犬にもささやかなクリスマスプレゼントを買い、自分の分は寝間着代わりのスウェットとDVDを買い、鎌倉パスタでランチして、まったり過ごさせてもらいました。

正直、今年はあんまりいい年じゃなかったっていうのが思うところ。年頭からそんな気はしていて、ともかく今年は忍耐というか、来年以降に備え、力をセーブしてひたすら貯めこむ事に徹する年、としていたのだけれど、本当にそれだけの年になっちゃったという気がする。これで来年は“心機一転”の年にできればいいんだけど、はい、もうちょっと我慢しましょーね、なんて言われたら困っちゃうな。

去年の今頃、兄がガンで死んだんだけど、もう一年、早いな。

兄の命日には父母を連れて墓参り。隣に母方の叔父叔母の墓もあるのだが、意外だったのが兄の方が叔父さんより一歳年上で逝去していたこと。兄も全然早い死なのだが、僕の記憶の叔父さんは風格もあってもっとずっと歳だと思っていたけどな。どちらにしても50代での死は早いなと。父母がまだ存命のせいもあって、自分はまだ死を実感することはないが、明日死んでも全く不思議ではないんだなあと改めて思ってしまった。

もうこの歳になっちゃってさ、頭のボケが半端ないもんね。自分でもボーゼンとしちゃうミス連発だもの。体力の低下はいうまでもなく。まったく、この歳までのうのうと生きて、一体自分は何をしたというのか。ナッシングだな。何にもなさ過ぎてさっぱりするくらいだぜ、と苦笑いだが、まあそうなんだからしょうがない。頭悪いし才能ないし、挫折ばっかりだし、その歳になってこれじゃいかんだろって嫌味言われても、そんなにあんたが偉いのかって「そうやってここまでのしあがったわけだ」と嫌みのひとつでも言ってやりたいところではあるけど、実際にはどーもすいません、と言うしかないよな。

ま、いっか。

今週の映画は「スポットライト 世紀のスクープ」(監督:トム・マッカーシー/出演:マイケル・キートン、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムス)を観ました。新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を映画化し、第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマ。

淡々と描いているけれど、重い内容の映画。事件の性格から、いかにでもおどろおどろしい演出もできたろうに、そういうのがなかったのが良かった。決して一本調子の正義面ばかりしていないところも良かったし。こういう作品がアカデミー賞とるところは、アメリカのいいところなんじゃないかな。

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