この辺りは、橘さんと始の内面を交互に描いた回が続く。
自分の居場所に悩む始。
ある事で知り合ったストリートミュージシャンである一之瀬との交流が続くが、
ある事で決別してしまう。
この回、劇中でショッキングなのは、
アンデッドに襲われる親子をカリスに変身して救った始なんだが、
そのカリスの姿に親子は恐れて逃げるシーンが…
カリス自体、他のアンデッドとは違う見た目がカッコイイ姿なんだが、
もしもリアルに出くわしたら化物に見られるんだろうな…
この作品世界でのライダーの一般人からの視点は都市伝説。
これはライダーシリーズの殆どがそうであります。
剣でも一部の者しか知られてない存在。
その仮面ライダーの存在を知っていた一之瀬は始をライダーだった事を知り受け入れようとするのだけど…
負傷した始の腕から流れる緑の血に、途端に拒絶する一之瀬。
居場所どころか、自分の存在意義に悩む始。
「もう俺からは逃げない。俺は…俺だけで生きる。俺だけで…戦う!」
元人間ならまだしも、元から人間ではなく人間社会に溶け込もうにも溶け込まれられないライダー。
カリスの魅力はそのデザインや戦闘スタイルのカッコ良さだけでなく、そういった部分にも惹かれてしまう。
でも、このカリスも後の回で、意外なところでヒーローとして応援される回がある。
また、その回の感想に触れますが。
それだけに後半、孤独なライダーが本当の仲間を得る展開にはグッと来る
一方、例のモズク風呂の影響で恐怖心が無くなり、
暴走する橘さん。
「このカテゴリーAは俺の物だぁぁぁぁ!」
もう橘さん、ご乱心。
これが後の悲劇へと繋がるわけですが…
そのカテゴリーA、スパイダーアンデッド。
これがもうすぐ登場する4人目のライダー・レンゲルへとなるわけですが。
次回からいよいよ睦月が登場する。
来年も剣の感想日記を最終話まで書いていきます。
ログインしてコメントを確認・投稿する