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2016年12月24日10:44

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世界昔話「石工と山の精霊その2」

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すると、石工は晴れ太陽になりました。自信満々で四方八方に雷晴れ雷強い光を放ちます。

草花をからし、王子であっても貧しい者であっても同様に日差しを照りつけました。しかし、間もなく自分の力に飽きてしまい、またもや石工の心に不満がもたげてきました。

そこに曇りダッシュ(走り出す様)雲がやって来てときどき曇り太陽を覆い隠したので、石工は腹を立てて叫びました。

作業員「くそっ、雲にこんなみじめな思いをさせられるなんて、ああ、わしも雲になったら他を負かせるのになあexclamation

すると、山の精霊は答えました。天使「そなたの望みを叶えましょう。雲になれるんるん

次の瞬間、石工は雲になって曇りダッシュ(走り出す様)空に浮かんでいました。自分が太陽の強い日差しをさえぎるとひまわりひまわり植物が再び緑を吹き替えし花を咲かせたので、石工は喜びを感じました。

しかしまだ満足はできず、来る日も来る日も雨雨雨雨を降らせ、川をあふれさせ、田畑を水浸しにし、村々を破壊したした。

そんな中で、岩山だけはびくともしませんでした。石工は驚き目がハートグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)叫びました。
作業員「なんだと!岩が一番強いのか?わしも岩になれたらなあexclamation

すると山の精霊は答えました。天使「そなたの望みを叶えましょう。岩になれるんるん

石工は何も動じない岩になりました。晴れ太陽の強い日差しも雨波洪水もどうってことありません。

作業員ぴかぴか(新しい)「とうとうこの世で一番強くなれたぞexclamation」と石工は思いました。

ところがある日、足元で奇妙な音がしました。見ると、衝撃衝撃ランナーランナーランナー人間が岩肌を削り出しています。げっそりげっそりげっそり

恐怖でブルブル震えていると、大きな岩のかたまりが切り取られて地面にころげ落ちましたexclamation

彼は叫びました。
作業員「なんてこったexclamation ×2あのちっぽけな人間が岩より強いというのかexclamationああ、人間にもどれたらなあexclamation

すると山の精霊は答えました。天使「そなたの望みを叶えましょう。もう一度、人間になれるんるん


そして石工は、作業員あせあせ(飛び散る汗)汗だくになりながら仕事に精を出す日々に戻りました。

硬いベッドや粗末な食事レストラン家に不満を言うこともなく、毎日の生活に幸せを感じますわーい(嬉しい顔)💕
山の精霊の声を聞くことは、もう二度となかったということです。




ちゃんちゃん







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