お見合い時代と違って、確率的に言って結婚まで到達するカップルの方が少ないのだから、公園でボートに乗ろうが、TDLでスペースマウンテンに乗ろうが、クリスマスにオシャレな店で食事しようが、結果的には大半が別れる。
「公園でボートに乗ると別れる」説の真相 は、そんなリーズナブルなデートではなく、もっと派手に金を遣え! という外食産業や遊興施設や小売業の戦略なのではないだろうか?
人間の三大欲求は食欲と睡眠欲と性欲であり、これなしではほぼ生きていけない欲求になる。
そのうちの一つである性欲を煽ってやれば、人間は自分の収入で可能な限りの消費をする。
煽る対象は男性になる。なぜならば、男性の方が収入が多いから。
もし、女性の方が平均収入が高くなったならば、女性向けに性欲を煽る記事やCMが増えるだろう。
たくさん恋愛してたくさん別れる方が、商売する側としては儲かる。
そういう恋愛煽り商法をやり過ぎた結果、恋愛・結婚の基準が金目になり、リーマンショックで男性の平均収入が落ちた途端に非婚化や恋愛離れが起き、性欲トリガーの消費が冷え込んだ。
性欲を煽ることで盛り上げていたイベントはことごとく低調になった。クリスマス然り、バレンタイン然り。
クリスマスやバレンタインが低調になったので、代替案としてハロウィンブームを作ろうとしたが、やってることがバカ過ぎるのでブームは短期間で終わりそうな気配。
本当に誰か異性を好きになったから恋愛するのか、物やサービスを売りたがっている者を儲けさせるために恋愛するのか、生活保障のために結婚するのか、そのあたりはよく考えるべきだろう。
性欲をニンジンにして煽ればバカな男はいくらでも金を遣ってくれるという安直な商法が限界に達したのだと思う。
機械的に生産する物やコンテンツだったら、売れなかったら値下げしたり、安い国から輸入してコストダウンすることが出来るが、性欲の対象となるのは女性であり人間なので、急に増産したり値下げしたり輸入することは出来ない。
故に男性側の平均収入が下がり、老人福祉に多額の公金が必要になって可処分所得が減った現状、性欲商法は手詰まりになっている。
もちろん女性側の性欲を煽っても無駄だと思う。
値段が理由?「公園でボートに乗ると別れる」説の真相
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=4346496
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