今月アタマに行われたノアvs鈴木軍の敗戦により、鈴木みのると鈴木軍はノアから撤退する事になりました。
そしてこの1年、鈴木軍の一員としてノアを裏切っていた形の杉浦は鈴木軍から離脱、ノア内で反体制派として戦っていくようです。
さて、以前から鈴木は「ノア崩壊の為の時限爆弾」をしかけたと公言しておりました。
その時限爆弾をセットしたのは、鈴木とノアの若きエース中嶋が対戦した12.2。
この対戦中、鈴木が「入ってこいよ!」と声をあげましたが、誰も現れず、時限爆弾は不発に終わった形です。
結局鈴木は破れ、ノアから撤退する事になったので、時限爆弾ももう過去のものとなった訳ですが、そもそもアレは何だったのか?
ネットで見てみると、事前に丸藤と鈴木軍の合体などの説が上がっておりましたが、私は鈴木と中嶋という顔触れから、佐々木健介の登場を予想しておりました。
健介と鈴木は、かつて新日の若手時代に競いあった間柄。
しかも他の新日の若手とは2人とも距離感を感じていたようで、似た者同士親しかったよう。
鈴木がプロレスのリングに復帰する寸前には、パンクラスのリングで戦う事になっていましたが、諸事情で行えなくなり、代わりに獣神サンダー・ライガーがパンクラスに乗り込んだ事も有りました。
そして中嶋にとってはコーチでありプロレス界における親代わりでもあります。
健介は既に引退していますから、リングで戦うとは思えませんが、「ノア活性化の為に」鈴木に健介がついたとすれば…
これこそ「時限爆弾」に相応しい衝撃だったでしょう。
どちらにしても今さらな話ではありますが…
ところで
鈴木はパンクラスmission所属(一応)、TAKAはKAIENTAI社長、タイチや飯塚(恐らくデスペも)が新日所属など、鈴木軍メンバーの本籍は様々です。
今後の鈴木軍はどうなるのか?
鈴木はフリーになってもオファーは有るでしょうし、所属元へ戻る選手もいるかもしれません。
しかし私が期待したいのは、鈴木軍としてのWRETSLE-1への参加。
セミメジャーとも言うべきノア、全日、WRETSLE-1のうち、撤退したばかりのノアは新体制となりました。
今後の流れはまだ不透明です。
全日は宮原が諏訪魔を破って、いよいよエースとして王道を受け継いでいきそう。
WRETSLE-1は、旗揚げ当初より河野を始め様々な人がアクションを起こしていますが、どうも一貫性が無いと言うか、流れとなっていきません。
アッチちょこちょこコッチちょこちょこといった印象です。
村瀬とか芦野、吉岡、稲葉ら、30才前の良さそうな選手は何人かいるのですが、どうも個性が際立ってない印象です。
今もNEW ERAというユニットとして、若手が世代闘争をしかけているようですが…
団体の象徴武藤はスポット参戦みたいな状態だし、旗揚げ&合流した旧WNCメンバーからは船木、AKIRA、浜、田中、TAJIRI、中之上、真田らが既に離脱。
征矢、KAI、近藤、河野らがおりますが、誰がエースなのかはっきりしない状況です。
選手は多いのに、生かしきれていないというところでしょうか。
ここに鈴木軍が殴り込んだらどうだろう?
幸いにと言うべきか、WRETSLE-1のヒールユニットであるリアル・デスペラードには、GURENTAIで一緒だったnosawa論外がいます。
ここと合体する形で参戦すれば、対立構図がはっきりし、WRETSLE-1も盛り上がるのではないかと…
なんと言っても、WRETSLE-1の社長は、新日最盛期の立役者の1人である武藤なのです。
なんらかの協力が有っても良いかと思うのですが…
どんなものかな?
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