亡父がタンノイの高級スピーカーを聴いていたので、その思い出もあってタンノイの普及型のスピーカを購入したことはだいぶ前の日記に書いた。
父のタンノイは同社お得意のバックロードホーン型だったが、私のものはトールボーイスタイルのバスレフ型である。
バックロードホーンにもあこがれがあるのだが、タンノイとバックロードホーンを一組のスピーカーで同時に実現するのは私には経済的に不可能である。
そこで、国産の安いバックロードホーンを導入し、タンノイとバックロードホーンをそれぞれ別のスピーカーで実現しようと、昨12日、ヨドバシアキバに行ってフォステクスの小型バックロードホーンボックスと同じフォステクスの10�僖侫襯譽鵐献罐縫奪箸鯒磴辰討�てスピーカーを組み立てた。 10�僖罐縫奪箸�1000円台の最も安いタイプではなく奮発して5000円台の中級のものを選んだのだが、それでも出費額はスピーカーコード8mを入れても3万円を切ることができた。
フォステクスのスピーカーは以前から8�僂良甬攘織罐縫奪箸肇屮奪�シェルフスタイルのバスレフボックスの組み合わせのキットを組み立てて聴いているので、それと聴き比べてみると、8�僖罐縫奪箱�10�僖罐縫奪函�普及型ユニット→中級ユニット、バスレフ→バックロードホーンとグレードアップしたので、さぞ低音がよく響くようになるだろうと思ったがさにあらず、低音は違いはほとんど感じられなかった。 ただ、新しいもののほうが各楽器の音の違い再現というか際立ちというかがあきらかに優っていた。
スピーカーにはエイジングというものが必要ということだから、もう少し鳴らしてしていけばより設計者が目指した音に近い音が出るようになるのかもしれない。
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