おろしや国の大統領がもうすぐ日本にやって来ます。
ここへ来て、一時楽観論が流れた北方領土の(一部?)主権回復が危ぶまれている印象ですが、どちらにしても、私が生きているうちに、現実味をもって語られる時代が来るとは思いませんでした。
現実的には四島一括は非常に難しいでしょう。
二島で妥協するか、ひと頃言われた等面積で引き分け(色丹+歯舞+国後より択捉が大きいので、この間に線を引くか)とするのか。
或いは二島先行、残る二島を将来の課題とするか。
それとも、あくまで四島に拘るか。
考え方は色々有りますが、二島で幕引きとするなら、交渉はさほど難しくないかもしれません。
むしろ、おろしや国にとっては望むところなのでは…
しかしそれでは国内が治まるかどうか…
尖閣や竹島は元々無人島でしたから、彼我ともに島そのものより領海やEEZ内の諸々の権利が欲しいというのが本音でしょう。
しかし、北方領土は昔も今も人が住む島。
かつての住人は亡くなっている方も多いと思いますが、まだ存命の方もいらっしゃりでしょうし、また現在の住人も存在している訳ですから、どの形を選ぶせよ、その実行は相当な困難が有ると思われます。
なんにしても、領土とは国家の根幹を成すものですから、後で後悔が残らないよう、しっかりと交渉を重ねて、良い結果を出して欲しいものです。
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