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2016年12月06日23:20

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ディッセンバーズ・チルドレンの話

☆12月1日。
終業後、タイムカードをぱちんと押すとおいらは駐車場を横切り自分のクルマに向かってスタコラと歩を進めた。今夜は大切な用事があるのさ。だって翌日2日にザ・ローリング・ストーンズが新作を発売するらしい。前日購入しなきゃ。
静岡県西部でチェーン展開してるCD&BOOKショップのひとつに行った。知り合いが店長を務めてるから。入店して店内散策するが肝心のニュウ・アルバムのかけらも見当たらぬ。はてと彼に問うたら「最近、洋盤は既定発売日からの販売が決められておるのじゃ」とおおせられる。はあ〜生きづらい世相になったものじゃのう。頭脳が切れるお方々のお考えに余はついてゆけぬ。先日もお上が賭け事に世の衆が興じれば興じるほどお国の懐(ふところ)具合に良き結果をもたらすであろうなどという法をお決めになられる風向きだとのニュースを耳にした。余はほとほとついてゆけぬ。
むむ、誠に勝手ながらこの項はこれにて失礼させていただく。

☆店長はTheピーズやエレファントカシマシを始めとするニッポン語のロック・バンドを愛する男。
最近のぼくのマイ・ブームがワタナベマモルさんという事を伝えると「マモル&ザ・デイヴィスのCD、1枚だけどありますよ」と彼は言う。「ほんとけ」とぼくは言った。
その日はあいにくストーンズの新作を買えなかったが欲しかったバンドの音源が買えた日。それは12月1日だった。

☆12月2日。
昨夜に部屋で聴いて感動したマモル&ザ・デイヴィス。それを翌朝、出社時のクルマの中でも聴き続けた。楽曲、歌詞、唄と演奏、すべてが素晴らしい。
浜名バイパスにて浜名湖の湖上を走り掛かったところでヒュぅ〜と降りてきた。俺の頭ん中に。次にできるかもしれない新曲の歌詞の断片みたいなものがヒュぅ。その後、浜名バイパスを降り一般道で信号待ちするたんびに携帯に断片をメモ。
俺の記憶力なんて白い小麦粉をザルの目から落としてるようなものなんだ。落ちたあとは辺り一面、白一色の雪景色さ。新曲、できるといいけど。

☆その夜はザ・ローリング・ストーンズの新作「ブルー&ロンサム」。
今回はブルースのカヴァー・アルバムとのこと。今日まで何回も聴いてるけど、つくづくストーンズだなあと思う。カヴァー・アルバムでも音の鳴ってる空気感がストーンズそのものって感じ。だから、ぶっちゃけた話、このアルバムってぼくにとっては“ストーンズのロックンロール”って気がしてる、ブルースの曲だけど。カッコいい。気に入ってます。
あ、それとこのアルバム、アナログや格安の洋盤CDで買うのもいいけど、できれば邦盤CDで解説やインナースリーブのメンバー・コメントを日本語訳で読まれることをお勧めします。

☆12月3日。
浜松キルヒヘアにライブ。友人のバンド、ジラフ・ジラフ・ジラフの企画『ジラフ!ギグル!ギグル!vol.3』。柳茶屋、BEATSEEKER、giraffe!giraffe!giraffe!、THE ELEKINGの4バンドが出演。全バンド、カッコよかったしそれぞれ特色あっておもしろかった。4つともスリーピースだったしね。だから、楽しかったけどちょっとくやしかった(笑)。

☆このように12月はショッパナからロックンロール三昧だ。
そういえばストーンズのアルバムに「ディッセンバーズ・チルドレン」というのがある。
うん、平日に職場から帰宅してからとか週末とかにテンションの盛り上がる楽曲の数々を耳にして酒飲んで遊んでる俺はディッセンバーズ・チルドレンにちょっと似てるかもしんない。子供より大人の方がいいけど。

B.G.M.「マモル&ザ・デイヴィス/少年ロック」
まったくもってスゴい曲。

写真は今回購入のストーンズとマモル&ザ・デイヴィス。
ストーンズのアルバムにはリトル・ウォルターが4曲も収録されてて。自分が所持するウォルターのレコードに原曲あるかなって思ったら後ろに写ってるリトル・ウォルターの編集盤にタイトル曲『ブルー&ロンサム』を含む2曲が収録されてた。

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