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2016年11月27日01:16

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このジョーカーは手ごわいぞ

トランプ氏政策 冷静に見れば滅茶苦茶でないものも多い
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4309401


フォト

「やあ、行き倒れだよ。ようこそお越しくださいました。期待には沿えない記事になるかもしれませんが頑張ります。」


彼は手ごわい存在になる
一流の商売人ならまず相手を舐めてかかることはないからだ
こちらとしては舐めてかかってくれる方がやりやすいのだが、商売人に政治家的な長期的な関係を見越した考えは通用しない
彼は即決かつ100%以上利益優先だ
トランプ氏は内閣と言っていい部分に家族を起用した
政治家を起用すれば口上合わせ等に手間を取られるが家族ならそういうこともない
トランプ氏はアメリカ政府をアメリカ商店に変えるつもりでいるように思える


ニュースや報道特集番組のの受け売りではあるが、このトランプと言う人物がどんな人物か簡単に説明したい


例えばある不動産を30億で売りたいとする
彼はどういう風に売るのか?
まずは友人、知人にそれとなく「30億で売りたいな」みたいに流す
トランプ氏のすることはまずはこれだけ
次の段階に進むまでは外には出ない


しばらく経ち噂を聞きつけ30億で買いたいと、トランプのオフィスに買い手が訪ねてくる
すると彼はこう言うのだそうだ


「違うよ。俺は40億で売りたいと言ったんだ」


当然、買い手は面食らう
トランプ氏はまくしたてる
「買うのか、買わないのか。もし買わないのなら冷やかしに来たことになるな。私は忙しいんだ。君は冷やかしに来て私の貴重な時間を奪ったことになる。つまりは営業妨害だ。なんなら君を訴えようか?買うのか、買わないのか。」


オフィスはやたらと豪華で如何にも金を持っていそう
ビルなんてきんきらきんだ
裁判に持ち込まれたらこちらの体力がどう見ても持たない
と、相手の冷静な判断力を奪ってからが真骨頂である


「しかし、私の方も落ち度がある。もっと情報をはっきりとさせるべきだった。おわびと言ってはなんだが君が勘違いした30億で売る用意がある。」


肝は本当の値札を最後までとっておく。
本当の値札とは「本人の希望する値札」だ。
この場合は本当の希望価格は40億。
だが、最低提示額は30億。


相手が30億で買ってくれたらただの顧客
40億で買ってくれたら今後も大事にすべき上得意
いずれにせよ、最低で100%の提示額を回収出来ないと成功ではないと見なす人物らしいのである
トランプ氏にとって、TPPは当初関税0を目標にしていたもののはずなのに結局9割台引きまでにとどまり、しかもよりにもよって日本が一番有利な条件になっている、そういう風にいつの間にか持ち込まれた失策にしか見えなかったのだろう
だから早々に離脱したと見ていい
安倍さんを、日本を「やり手だ」と言ったのは間違いなく本心だろう
だから日本にとって物凄く手ごわい相手になる


TPPを離脱してくれてありがたいと思った私だったが、会社の同僚と話していてかえってTPP離脱されたのはまずかったかと思うようになった


トランプ氏にとってはTPPは足かせ
この足かせがあった方がトランプ氏は自由奔放に暴れることが出来ず、結果的にはまだまともな貿易が出来たのではないかと言うのである
そう言われてみればまずかったかもしれん


話を戻そう
トランプ氏の行動からはこう読み取れる
「宣伝、広告にかけるお金なんぞバカバカしい、売り文句や文章のレイアウト考えるなんて無駄なカロリーの消費」
この考えを選挙戦にも応用したのではないか


バカを演じて演じきった!
各種メディアやマスコミに長期間宣伝してもらえるように巧妙に「彼らが記事を書き立てるのに必要な材料」をぶちまけた
わざわざ宣伝をしなくともマスコミ達が、マスコミでない人達もボランティアでガンガン勝手に働いてくれる
この世でもっとも有能なメディアは世論である
実はと言うとヒラリー氏も宣伝させられた側だ


アメリカでは選挙の宣伝CMに競争相手との比較広告も許されている
ヒラリー氏はトランプ氏の煽りにすっかり乗せられヒステリックにトランプの名も一緒に宣伝してしまった
さらにヒラリー氏は多くの人達に支持されていると言う演出のために有名人をたくさん呼ぶと言う(しかも女性の有名人を呼びに呼んだ)最大の過ちを犯し、多くの人達に「お金を湯水のごとく使って宣伝しているのはヒラリー陣営の方じゃないか」と言う悪印象を与えてしまった


ヒラリー氏は結局は宣伝費広告費ゲスト出演料など多額のお金をかけた末に負け、トランプ氏は自分の娘が経営している宝石ブランドの価値までもちゃっかり上げて勝ったのだ


そもそもヒラリーとトランプ以外にも結構多くの人が実は立候補していたのだ、実は緑の党なんてのから立候補しているのも居たらしいのだが
そんなの見事に消えていただろう?
どうでも良い連中の存在感を消すためにトランプ氏がありとあらゆるメディアを活用したとしたら・・・


まだトランプ氏が大統領になることが確定したわけではない
トランプに投票する選挙人がヒラリー側の確保した選挙人より上回ったと言うだけ
選挙人がその通りの投票をするとは限らない
実に民主主義らしいシステムの上、愚か者達が興味本位で選ぶことを未然に防ぐシステムを作ってあるところも日本と違って流石だ


しかし・・・
アメリカ人は分かりやすい物語が大好きだ
成功者の証のトランプタワーは実にわかりやすい実績といえる
民主主義は時によっては「皆で決めることで諦めを決める事」になることもあるということだ


かと言ってヒラリー氏が大統領になったらまず安倍氏にとってとても付き合いづらい相手になっただろう
トランプ氏がデータがはっきりしているのに対し、ヒラリー氏はどんな人物かあまりにもはっきりしていない


トランプ氏は大統領になるだろう
そうなれば最も厄介な知略家、策略家が誕生することになる


トランプ氏にインタビューしたら金のことしか話さず、うんざりして途中で切り上げてしまった日本人ジャーナリストがいたそうだが、彼は切り上げるべきではなく、もっとグイグイといろんなことをトランプ氏に聞いて行くべきだったのではないか


一方的にインタビューを申し込んで、聞きたいことが聞けそうにないからと切り上げた
実に失礼極まりない話だ
最もマスコミなんてその程度だと最初からわかっていたから、金だけの話に絞ったとも思える
もちろんこのインタビューをした彼もトランプ氏の思惑通り、ボランティア宣伝をしてしまった


トランプ氏は、食えない人物だ


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「ではまたー」

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