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2016年11月26日12:20

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ケント・ギルバート氏「9条だけでも改正を」 自民党群馬県連で講演

 下記は、2016.11.26 付の産経ニュースの記事です。

                        記

 自民党群馬県連は25日、県議団の研修として弁護士でタレントのケント・ギルバート氏を招き憲法についての講演を開催した。県連に憲法改正推進本部を立ち上げたことなどを記念し、日本会議群馬のメンバーや県議ら約150人が参加した。

 講演は「日本の自立と憲法改正」と題し、ギルバート氏は日本国憲法がGHQ(連合国軍総司令部)民政局が1週間程度で作ったことや「よくできているが、ワケあり」であることなどを説明。「国民の安全と生存を守ろうとする憲法なのに、いざという時に守れない9条こそが憲法違反。国を守る方法がない大きな欠陥だ」と主張した。

 さらに、GHQが戦後、日本人の精神に贖罪(しょくざい)意識を刷り込もうと報道機関に設けた禁止事項「プレスコード」にも触れ、「意見が分かれるものは公正に放送しなければならないのに、偏った放送しかしない。メディアが憲法改正を反対しており、議論さえしてくれない」と現代にも影響していることを指摘。その上で「憲法改正をしない限り戦後は終わらない。自民党はもたもたせず早く9条だけ直してほしい」と訴えた。

 一方、米大統領選でトランプ氏が勝利したことには、「彼の発言で、日本がいつまでも米国に依存してはだめだということに気付いてほしい」と日本自立への期待を示した。

 同県連は、地方の憲法改正議論を活性化させようとの党本部の要請で、山本一太参院議員を本部長に憲法改正推進本部を10月末に発足させた。発足以前から勉強会などで活動する本部長代行の南波和憲県議は「今後も同様の会で、県議それぞれが考え方を醸成させ、(改憲を)呼びかけたい」と話した。

 同本部幹事長、狩野浩志県議は「憲法を守って国が滅びることを危惧している。今回を機に『憲法改正は自民党群馬から』を合言葉に頑張りましょう」と参加者に呼びかけた。

 http://www.sankei.com/politics/news/161126/plt1611260035-n1.html
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