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2016年11月24日22:33

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中国は「為替操作国」認定にピリピリ 悲願の「市場経済国」認定へトランプ政権牽制

 下記は、2016.11.24 付の産経ニュース【トランプ次期大統領】です。

                       記

 【上海=河崎真澄】中国はトランプ次期大統領が新たな“対中経済包囲網”の構築に向かうことを警戒している。「為替操作国」のレッテルを貼られると、米国向けなど輸出面でダメージを受けるだけでなく、2001年12月の世界貿易機関(WTO)加盟時から悲願だった「市場経済国」認定も遠のく。

 中国は「経済の東西冷戦構造になる」(上海の大学教授)と警戒した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からトランプ氏が離脱を表明したことに、ほくそ笑んだ。

 しかし、次なる関門に浮上した「為替操作国」問題は、米国単独で人民元の切り上げ要求や制裁関税の措置が発動でき、輸出低迷が続く中国に痛烈な一撃となることは避けられない。

 さらに中国は、これがWTOの場に飛び火して通商上、有利な立場になる「市場経済国」に認められるかどうかの判断に影響するとみて強く反発している。

 来月11日にWTO加盟15年を迎える中国は、この段階で「市場経済国」待遇が自動的に得られると主張しており、ここから輸出拡大に拍車をかけるシナリオがあった。このため「為替操作国」回避に向け、あらゆる手段を使ってトランプ次期政権を牽制していく。

 http://www.sankei.com/world/news/161124/wor1611240038-n1.html
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