1977年の初め、チーボー高2の冬。
近所のレコード屋でバイトしていたあんちゃんこと大村さんは故郷の能登へ帰ることになった。
そこで、あんちゃんの持っていたレコードを譲ってくれるという事になり、友人(モーゼ・プレイさん、あと1人いたっけ?記憶にない)とアパートへ。その時に僕が「これ欲しい」と言ってもらったのがこのアルバムだった。
レオン・ラッセルという名前だけは知っていたのだと思う。クラプトンがらみで知っていたのか・・.いや、ディランだな。バングラデシュ支援コンサートの際、ディランのステージでサポートに立っていたのがジョージ・ハリソンとレオン・ラッセルだった。この時のレオンはピアノではなくベースを弾いていたはず。
独特のダミ声、泥臭さと洗練さを併せ持ったような音楽性。ちゃんと聞いたアルバムはこれくらいなので、これ以上語れる事もないのですが。
昨日、追悼の意を込めて、レオンが参加していたマッド・ドッグス&イングリッシュメンを聞いていたら、こちらも亡くなったばかりのレナード・コーエンの曲もやっていた。ああ、そうだっのか。今まで意識していなかったけど、期せずして2人を追悼して冷酒を傾けた。そうだよ、ジョー・コッカーだって2年前にあの世に行ってしまったのではないか。サックスのボビー・キーズも同じころに逝ってしまったし、ベースのカール・レイドルはとっくの昔に鬼籍に入ってしまったし。
それにしても、今年はミュージシャンの訃報を聞く事が多いような気がしてならない。
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