■「約束ご存じない方が壊した」森会長、小池都知事を批判
(朝日新聞デジタル - 11月15日 02:19)
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2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は14日、さいたま市内で講演し、競技会場見直しについて「アスリートファーストでまとめたものをきちっとやってきた。スポーツやオリンピック、今までの約束事をご存じのない方が来てガチャッと壊した」と小池百合子・東京都知事を批判した。
小池氏が当選後、経費削減を掲げて開催計画の見直しを提案した点について「その前に私は全部やっている。(既存の施設を使うなどして)約2千億円縮減した」などと主張。「組織委員会は無責任な団体だとか、好きなことをおっしゃっている」と不満をぶちまけた。また、ボート・カヌー会場を巡る動きを「(小池氏が)何も勉強しないで、かわいそうに(宮城県の)村井嘉浩知事は踊らされちゃった」と皮肉った。自民党埼玉県連が開いた会合で講演した。(平井恵美)
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東京都が気にしているのは、予算を超えた場合に誰が払うのか、であって、どれだけ削減するかではないように思う。
幾ら削減したかが重要なのではなく、今、どれくらいオーバーしているかだろう。それをどうも東京都に全部払えというスタンスだから、強硬に反対しているのではないか。
そこが森さんには分かっていないのだろう。だから、オーバーした分は、組織委員会のメンバーの個人資産を凍結してでもかき集めるくらいの宣言をしなくちゃダメだ。
彼が全体のバランスを取ろうと頑張っているのは理解できるが、所詮は金の問題がかかわってくるのである。どうも、オリンピックは、負債の押し付け合いになっていやしまいか、という気がする。
別にいいんですよ。東京都民の都民税だけでやってくれるなら。東京都民以外は何も関係ない。東京にある企業、市民のお金でやればよろしいじゃないですか。
そういう意見もある。しかし、税金の投入で日本中で One for All, All for Tokyoでやろうじゃないかと言われたら、大変である。
どうせ税金ではらうならこちらも参加させろという声は当然であるし、そうでなければ、勝ってやれ状態になる。
だが、この感じなら、森さんはまた悪者になるのは間違いない。それはほぼ確実で、彼の辞任によってしか事態が収集出来ないところに行く可能性も高いだろう。
だが、彼の首ひとつで幾らの金が動くわけでもなし、実効性は乏しい。
はてさて、本当に金があったら、こんな問題は起きないように思うんだがなぁ。
もちろん、これは利権の付け直しをめぐる争いである、という説も捨てがたいが。
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