mixiユーザー(id:8766091)

2016年11月12日09:02

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薄い音楽と厚い音楽とオーディオ

よくイベントの初めに歌手が国歌斉唱をする。
この音楽は薄い音楽である。
「アルハンブラの思い出」のギター独奏も薄い音楽である。

その対極にある厚い音楽は、ベートーベンを初めとするクラシックの交響曲である。

物理的に言えば曲全体を通してスペクトラム構成が少数・単純な音楽が薄い音楽で、複雑・複層している音楽が厚い音楽という意味である。
決して音楽性の優劣を言ってるわけではない。

時々、オーディオの歪みはある程度あった方が良いという人がいる。
そういう人を間違っていると決めつけるつもりはない。
そういう人が聴く音楽が薄い音楽であるからで、むしろオーディオ装置の歪がスペクトラム構成の単純さを補い色づけて、心地よく感じることさえある。

もし、そういうオーディオ装置で厚い音楽の交響曲を聴いたら音が汚れて
不快な聴きずらいものになる。

音源に記録された音楽をなるべく忠実に楽しみたいというなら、
歪みは少ない方が良い。

自分は薄い音楽しか聞かないし心地よく聴ければ良い。
というならば、ある程度歪みのあるオーディオ装置は好みとなるだろう。

僕は歪みの少ないオーディオ装置を目指している。






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