先ほど書いた「100の名言 塩谷信男語録」に続き、塩谷先生のお考えである無限力について述べます。
お若いころ病弱であった先生は14歳のときから腹式呼吸を続け、弱かった身体を普通の健康体に作り上げたといわれています。そして、60歳の時、独自の呼吸法(正心調息法)を完成させ、それからというもの年とともに、むしろ若返ったといっております。
そのことが、先生の次の言葉になったのだと思います。
「誰よりも強く、生き物は息物であることを自覚して今日まで生きてきた」
それから先生が力説されるのは、「想念」=思いやイメージの力を使って、あらゆる希望や願いを達成ということです。
以下は、先生の「100歳だからこそ伝えたいこと」(サンマーク出版)より、抜粋要約します。
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1.思いは必ず実現―人生の真理
若いときに、百歳まで生きて当然と確信して、そのとおり百歳まで生きています。
「生きよう」でも、「生きたい」でもなく、「百歳まで生きて当たり前」「生きるはずだ」地う括弧とした信念、断定の想念を発しながら、その実現を露ほども疑わずに信じていたこと、その強烈な「想念」が私の長寿を可能にしたのです。
負の思いを抱く人は負の人生がもたらされる。であれば、正の思いは正の人生を可能にするでしょう。願えば、願ったとおりにかない、強く願えば、さらに大きくかなうのです。
私は百歳の長寿を可能にしただけではなく、かって前立腺肥大とか白内障、結核などの重い病気を、呼吸を想念の力で完治させた経験があります。
あるいは後ほど述べますように、開院当初はまったく暇で閑散としていた個人病院を、やがて患者さんが行列をなすほどの東京一の流行医にまでした、そういう経験もあります。
2.宇宙の無限力を活用する
問題は想念の力だけでそれを可能にするということではないのです。ある深遠な無限のパワーの後押しがあってはじめて実現するのです。それが宇宙に満ちている無限のエネルギーです。
私は、それを宇宙無限力と呼んでいます。それはすべての生命や森羅万象の根源、深遠至高の知であり力であるもの、すなわち宇宙の摂理、神の意思そのものと言えるものです。
その無限の宇宙力を活用することによって、人間の願いや望みなどは、どんなことでも自在にかなうのです。
この宇宙無限力のエネルギーに火をつけるのが、私たちの強い想念、確固とした信念なのです。
白い紙を太陽の光にさらしておくだけでは、何年たっても紙が燃え出すことはない。しかし、紙に墨を塗り、レンズで光を一点に集めれば、ものの何秒かで燃えてしまう。
宇宙無限力が太陽の光、呼吸はその光を一点に集めるレンズ、強い想念は白い紙に黒く墨を塗ることに相当します。
宇宙無限力を味方にする強い想念とは、「それは必ずかなう」、いや「もうすでにかなった」と断定の思いを発し、その達成のイメージをより具体的に思い描くことです。
★「この仕事はきっとうまくいく、必ず成功する」、「病気は治った。全身が若返り、健康な身体が手に入った」
★ 想念を抱くのと同時に、その願望が達成された図を具体的な絵としてイメージする。
治ったと念じるのが想念。治って杖も使わずにさっそうとして歩いている自分の姿=図を画くことです・
★完了形で思うこと。「仕事が成功しますように、成功させてください」という願い方より、すでに成功している、そうなっているという情景を完了形でイメージすることです。
3.東京一の開業医に
私が渋谷に内科を開業したのは、昭和6年(1931年)、当時は世界恐慌の影響で、日本も大不況に陥っていた時期です。しかも人通りのない渋谷の小路で開業したのです。
最初の一週間はまったく患者さんは来なかったのです。
そんな時、診察室でひとり静かに目をつぶって、「玄関に履物があふれ、待合室には患者さんがあふれんばかりにいる」イメージをありありと描いていた。
このようにして一年半も経つと、往診用に自動車と運転手を雇うまでになっていました。当時、自動車で往診していた内科医は、東京でも数えるほどしかありませんでした
塩谷先生の言語録にある次の言葉どおりのことが実現するのです。
●願いの実現は、「・・・したい」でも、「・・・なりたい」でもない。 すでに「出来た」という完了形による断言が大切だ。
●キリストは「汝祈るときは、その祈りすでにかなったと思え」と言われた。
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