ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」文春文庫 380頁
傑作「その女アレックス」は、刑事カミーユが主人公の
三部作の二作目。
これはその三作目でシリーズの最後。
カミーユの恋人が
偶然居合わせた宝石店で
強盗に襲われ、重傷を負う。
カミーユは犯人を捕まえるため
手続きを無視して、捜査を行う・・・。
後半1/3からは
作者お得意、「思わぬ展開」となり
最後まで一気読みです。
出版社の事情で
一作目「悲しみのイレーヌ」が
二作目「その女アレックス」のあとから出版されたので
読み手としては、
「おいおい、これではなぁ・・」
でした。
興味のある方は、順番にどうぞ。
登場人物が関連しています。
(特に、「悲しみのイレーヌ」は必読です。)
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