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2016年11月01日22:00

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資本蓄積

今、スミソニアンのFreer Galleryと共催でAFIが原節子追悼記念をやってて、日曜日は成瀬の「驟雨」が上映されたので観てきたの。それにしても、この映画、人気ないのかしら?成瀬、原節子、佐野周二等々探してもYouTubeでは全然みあたらないわ。もうやだ〜(悲しい顔)

1956年の映画なんだけどさ、東京の景色が凄い・・・ 舞台は小田急梅が丘駅あたり。家のボボさもさることながら、駅が掘っ立て小屋、道が舗装なんてされてるところが出てこない、電気製品が他の物価に比べてバカ高い、等々。極めつけでビックリしたのが、原節子の家の台所が手動ポンプのくみ上げ井戸。そして・・・ 朝の場面で通勤の多くの人が線路脇あぜ道を歩いてるんだけど、その道と電車の通っていく線路との間に塀というか仕切りがない・・・・ 危険じゃね?げっそり

職業柄、こういうのを見ると、いっつもキャピタルアキュミュレーション!!!って言葉が頭の中で響くのよ。資本蓄積でやっぱり目に見えてわかりやすいのは住宅資本、建造物、インフラだものね。で、思ったんだけど、東京のキャピタルアキュミュレーションはこんなにスローペースだったの?1956年って、戦後10年以上、「もはや戦後ではない」って言われた年よ(http://www.jicl.jp/now/jiji/backnumber/1956.html)?

そう言えば、去年Feer で観た、鈴木清順シリーズで、「野獣の青春」(1963)と「東京流れ者」(1966)で全然東京の景色が違うのよ。野獣の青春では競輪場?だったかでやくざのおちあう場面では周りが舗装されてない、でも東京流れ者では代々木の東京体育館のあのとんがった屋根の先がみえて。やっぱり東京オリンピックが分かれ目だったのかしらね?上の写真が昭和30年の渋谷の宮益坂ビルディングの写真なんだものね。渋谷が東京オリンピックでドンドン再開発されてく写真はよく昔見たわ。

さて2020年の東京オリンピック、どんなキャピタルアキュミュレーションを見せてくれるのかしら?
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