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2016年10月30日08:19

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肺がんに感謝

千葉県我孫子市の玄竜舎が月一回発行している“東風”という新聞があります。平成14年6月4日付けの新聞に、『肺ガンに感謝!』という寄稿記事が掲載されていました。
水津征洋さん(横浜市在住 57歳)のお書きになったものですが、読んでびっくりしました。すごい記事ですから、要約して紹介します。

�� 肺の小細胞ガンと宣告
平成10年7月8日、私は肺の小細胞ガンと宣告されました。レントゲンのフイルムにハッキリと両肺に四つの影が映っていました。それは素人の私が見ても手術のできる場所ではありませんでした。
その小細胞癌が手術もせず、放射線も照射せず、見事に消えてくれました。
治ったのは、自然治癒力を高める治療方法と漢方薬を処方していただいた中板橋南診療所の小出先生と涼子先生、妻康子の支え、そして後で知ったのですが、多くの方々の祈りのおかげと思っています。

�� 癌が治った時のお礼の練習のつもりが・・・・
癌は血液の巡りが悪いところに出来ると言われています。私は、全身の血の巡りを良くする方法の一つとしてウォーキングを続けました。
毎朝四時半に家を出て、横浜市から木更津まで見渡せる岡の頂上まで歩き、家まで下ってくる約5キロのコースを一時間かけて歩くのです。
ただ歩くだけではと思い、癌が治った時のお礼の練習をしながら歩こうと思いました。
「頼経さん! お陰様で癌が治りました。有り難うございました」 「康子!癌が治ったよ。有り難う」「恵! 早苗! お父さん癌が治ったよ。有り難う」と声を出しながら歩きました。
そうしていると癌が治って周囲の人から「水津さん、よかったね!」「お父さん、良かったね」と肩を叩かれながら、悦びで涙している自分が目に見えるようになりました。又実際に、声を出して有難うと言えば言うほど本当に治っている気分になってきました。

�� 癌さん、有り難う
二十日ほど絶った時です。清々しい空気、小鳥たちの囀り、そして日の出、出会う人との笑顔の挨拶、生きていることが実感できると同時に、毎朝毎朝が感動です。今まで知らなかった世界です。本当に有り難いことです。どうしてこのような素晴らしい朝が迎えられるのだろう、と思いました。
そうだ、癌だからこそ、三日坊主で今まで何も続けられない私が、ここまで一生懸命できるのだ。命が掛かっているからこそ出来るのだと気づきました。

思わず立ち止まり、「癌さん、有り難う」「癌さん、有り難う」と両手を合わせました。まさか癌に対して感謝の言葉が出るなんて思いもしませんでした。
五ヶ月目に入った時、涼子先生が「癌の薬は今回から出しません。おめでとう」といわれ、やった! と思いました。

�� 人生に起こることはすべて必要、必然

この小細胞癌の克服は私の考え方を大きく変えてくれました。
私の人生でわが身に起きてくることは、私に必要であるから現れてくるのであって、例えばどのような辛い、苦しい、悲しいことであっても、結果として良いことなのだ、と受け入れるようになりました。どんな辛いこと、憤りを感じることであっても私に必要なことであれば、何かきっと学ばなければならないことがあるはずだと真剣に考えると、その中に必ず答えが見つかります。
こんな辛い目に遭わないと気付かない私だから、与えられた苦しみなのだと納得します。そのような気づきを与えても貰ったことに感謝と悦びの気持ちが湧き上がってきます。




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