小説「ミスター・メルセデス」

Ｓ・キング「ミスター・メルセデス」上下　文藝春秋　　７００頁

ある朝、職安の待ち列に
メルセデスベンツを暴走させ死傷者を出した男は
うまく逃げおおす。

退職した刑事は、犯人を捕らえられなかったことを
苦にしていたが
犯人からの手紙により、事件を洗いなおす・・。

犯人は、刑事抹殺と
更なる惨事を計画していた・・・。


恐怖の帝王「スティーヴン・キング」初のミステリ−小説。
で、エドガー賞受賞作。

いやいや、面白かった！！！
キングなので、恐怖感は半端無い。

特に、上巻ラスト、
飼い犬に対する殺害計画のくだり
恐ろしく恐ろしくて
途中で読むのをやめられなかった・・。

また
キングは情け容赦なく、重要な登場人物に
残虐な事件を割り当てていくので怖い・・・。

というわけで
一気読みのキング新作でした。
このミステリーは３部作。
続きが早く読みたい！！！

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キング大好き一読者のＢＥＳＴ
（ハズレは無いのだが・・・）

１　「ＩＴ」　これは二度読み、原書でも読んだほどの一押し。
　　　　　　小説のラストは絶対に映像化できない結末です。
２　「１１／２２／６３」　ラスト、涙がこぼれる・・・。
３　「ドクター・スリープ」　映画にもなった「シャイニング」続編。

あえて、「グリーン・マイル」はランク外へ。
でも、もちろんお薦め作品である。