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2016年10月26日09:43

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ありがとうの語源



小冊子「ありがとうは魔法の言葉」ついて何回かに分けて紹介します。4回目です。

「ありがとうございます」の語源
お釈迦様が説かれた法句経に、
「ひとの生をうくるは難く、死すべきものの、生命は有り難し」
とありますが、この中の「生命は有り難し」が、「ありがとう」の語源と考えられているようです。

 このお経は、人として生まれた生命の驚きをあらわしています。「有り難し」は生命の尊さに目覚めた大いなる感動をあらわす言葉なのです。それが時代を経て感謝の意味に使われるようになったわけです。
 「有り難し」の語源を奇跡と見ているのです。

盲亀浮木の教え
お釈迦様が弟子たちに話した教えに、「盲亀浮木(もうきふぼく)」という話があります。
 このお話は、広い海で、100年に一度、顔を出す亀が、そこへ偶然、流れ着いた木片の小さな穴に首を通すことであり、まさにほとんどありえない確率の喩えです。人が生を受けるということは、このような奇跡であるということを喩えたお話です。

36億年前、地球上に生命が誕生しました。そして生命は今日まで進化を続け、我々人間になりました。
我々の遺伝子は変化し続ける生命体に宿りながら、今日まで36億年を脈々と生きながらえてきました。
 私が存在するためには、必ず2人の親があるはずです。そして祖父母が4人ある。そして曽祖父8人、さらに16人、32人・・・・・・と先祖が続いていきます。このように遡っていきますと、10代前で1024人、32代になると43億人、果てしなく続きます。
 この無限ともいえるご先祖の、たった一つの生命体がかけても、今日の私という存在はなかったのです。 

このかけがえのない自分=生命が、まさに「有り難し」なのです。そしてこの奇跡に対して感動するという言葉が「ありがとう」の語源なのです。

時代劇を見ますと、「有り難き幸せ」という言葉がよく出てきます。
 これは「ありえないような幸せを感じています」という意味が込められているのです。「有り難き」には、「大変」とか「ものすごい」を超えるスケールをも持つ、すごい言葉なのです。



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