夕方の寒さ

　月曜日。
　祝日でなければ、掃除の仕事がある日。掃除の仕事のある日は、朝早い時間に起きなければならない。
　そして、最近、朝、起きるのがつらくなってきた。
　心の中で、「もっと寝ていたい」という叫びが聞こえるのであった。
　体がそうなってしまったのか、日曜日の夜になると鬱になってしまう。
　自分で選んだことであるが、やはりつらいことはなかなかなれないものである。

　仕事を終えて家に帰り、読書。
　荒木一郎のインタビュー本『まわり舞台の上で荒木一郎』を読み始める。
　二時間くらいして、夕飯を買いに外に出る。
　スーパーまで自転車で行ったのだが寒い。
　昼はそうではなかったのに、日が暮れるとやはり寒さを感じた。
　もう厚着をしなければならない時期になったのを感じた。そして、それでも寒さを感じるのであればカイロの登場となる。
　寒さの強い冬にならないのを祈る。

　それで寒さを感じたせいだろうか、スーパーで豚汁うどんというものが売っていたので、食べたら体が温まるかなと思い購入。
　それで食べてみたのだが、やはりインスタント物である。
　豚汁に付いていて当たり前の具が入ってなかった。豚汁には、豚肉、コンニャクが入っているから美味しいのである。
　でも、インスタントだからしかたがないと思い諦めるのであった。
　味の方は美味くもなく、不味くもなくである。
　ちゃんとした豚汁を食べたくなった。
　でも、体の方は温まった。