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2016年10月23日23:48

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映画「スター・トレック BEYOND」

今日の朝、109シネマズ大阪エキスポシティにてIMAX 3D字幕で鑑賞。
もう50周年にもなる長寿SFシリーズの劇場版最新作!

「スター・トレック BEYOND」Star Trek Beyond

カークに助けを求めてきた女性エイリアン。
ある惑星に取り残された者たちを救助に向かうが、
その前には、無数の宇宙船団がエンタープライズを攻撃。
エンタープライズは大破不能となり、敵から逃れたカークたちは惑星に降り立つが…


このシリーズもテレビシリーズ開始からもう50年立つのですね。
50周年記念作品となるこの新作です。

劇場版では13本目。
テレビもそうですが劇場版も一通り観ております。
2009年の劇場版から、J・J・エイブラムス監督による新たなリブート作品として再始動して、
今回が3作目。
前2作で変わった印象といえば、アクション要素が濃くなった感じ。
そして今回、そのアクション要素がシリーズ最も高い内容となった本作。

多分、監督がJ・J・エイブラムスからジャスティン・リンに代わったのが大きいのでは。
J・Jはもうスターウォーズの方へ行った事だし。
そのジャスティン・リン監督といえば、ワイルドスピードシリーズの大半を手がけた監督。
なのでどことなく、


ワイルドスピードみたいなスタートレック?


と、全編アクション超大作になった感じ。
と言うのも、

車を宇宙船に置き換えたようなスピード感あふれるバトル。
車ではないけどバイクアクションがある。
生身での肉弾戦が多い。
まさにチームプレイによる逆転劇。
分かりやすい悪役(そうなった理由はあるが)
ノリの良いビートの利いた音楽が流れる

私自身、ワイルドスピードも大好きなんでそう見えてしまうのかもしれない。
良くも悪くも監督色が出た方。
私は良い意味でこの監督交代もまた新鮮味があって好きだ。
シリーズ長く続くと、似たような内容も連発するケースもあるが、
このスター・トレック、今まで以上にアクション重視にした感は大いに面白かった方。

敵がもう完全悪にしてる勧善懲悪。
その敵ボスも実は悪になった経緯も本来なら深く描くが、意外とサラッと流してる方(私的にはウルトラマンのジャミラに近い)
ストーリー展開もこのシリーズにしては単純明快でシンプル。
本来の深い内容を求めるなら物足りないかもしれないが、
今回のように完全アクション巨編でもいいのでは?とも思う。

シリーズ映画といえば、アメコミ物もそうだけど「一見さんお断り」な内容が大半だけど、
今回のスター・トレック新作は「一見さん大歓迎」な程、シリーズ初心者でも入り易いと思う。
本作の最初から最後まできっちり一つの話で完結してるし、見せ場も今まで以上に多い。
作り手側も今回そこを狙ったかと思う。

それもそのはず、後で調べると、
脚本にも参加したサイモン・ペッグ含む脚本家グループは、
当初トレッキー(シリーズのファン)寄り過ぎでは?と思われたのを、万人受けに修正したとの事。
その脚本と新たな監督が合いまって今回の作品になったと言える。


このシリーズ、特に劇場版ですが、


何度、エンタープライズが大破するんだ!


もう今回なんて冒頭ですぐに敵の襲撃でエンタープライズが…
そのエンタープライズが襲撃されるシーンは、
これ程までにない徹底したヤラレぷりだ。

なのでそれ目当ての人にはガッカリ(でもそれ以降がまた面白いんだが)
過去作でも何度もありました。
特に劇場版4作目「スタートレックIV 故郷への長い道」なんてエンタープライズに乗らないくらい(それでも充分面白かった)
エンタープライズが無くても成り立つのは、やはり登場キャラの魅力が大きい。
今回のアクション重視と言えども、キャラ描写に関したら上手く出している。

そのエンタープライズが襲撃されるから、
仲間が別々に離れ離れ、でもそこからの逆転劇。
今回の敵の戦力がとてつもない強大さだけど、それをどう倒すかのカタルシスが十分すぎるほどあって面白かった!


キャストは、

クリス・パイン
ザッカリー・クイント
ゾーイ・サルダナ
サイモン・ペッグ
カール・アーバン
アントン・イェルチン
ジョン・チョウ
のレギュラー陣で、もうこの顔ぶれにすっかり馴染みました。

と言いたい所ですが…
最近、チェコフ役のアントン・イェルチンが事故で亡くなり本作が遺作となった。
彼といえば、「ターミネーター4」のカイル・リース役とか、「フライトナイト/恐怖の夜」とかあったけど、役的に特に良かったのは「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」(これが予想以上に面白かった)と「君が生きた証」のバンドマン役なんて良かった。
27歳でまだまだこれから将来が楽しみな役者なのに残念過ぎる…

それと去年は元祖スポック役のレナード・ニモイも亡くなられて、
本作でも触れられたのが何とも悲しい。

エンドクレジットにはこの両者への追悼のメッセージがあった。

また、新たなキャストでは、

今回の敵ラスボスであるクラル役にイドリス・エルバ
私にとっては「パシフィック・リム」のペントコスト役でありますが今回は悪役。
メイクしてるので最初気づかなかったですが、後半に素顔を出してオッと分かりましたよ。

味方になるジェイラ役にソフィア・ブテラ
彼女といえばやはり「キングスマン」の殺し屋役ですね。
今回はエイリアンでメイク状態なので分からなかったですが後で分かりました。


シリーズ中、最もアクション巨編となったスタートレック新作。
これはこれで面白かった!
トレッキー以外の方でも楽しめる内容である。
次はエンタープライズがずっと活躍する続編が観たいです。
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