mixiユーザー(id:8766091)

2016年10月23日12:03

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ヘッドホンアンプ実験(7)オーディオ機器の電源由来ノイズ

ヘッドホンアンプも実験で概ね仕様的に満足できるレベルになったので、
比較試聴をしようと、普段使用しているデンオンDACのDA300からRCAピンアウトから
実験しているヘッドホンアンプに入力した。
音はDA300に直接接続したヘッドホンで聞くより遥かに伸びのある豊かな音がして満足出来た。

で、念のため入力波形を確認したら写真のように無音時ノイズがのっている。
写真の横軸は1μSEC/目盛、縦軸は20mV/目盛。
111kHzで100mVp-pのノイズである。

PC−DACのUSB接続を切り離してもノイズは消えず、DACの電源を切るとノイズは消えたので、DACで発生していることが確認できた。
これがDAC内部の何に由来するものか考えてみた、サンプリング周波数でもないし、
AC電源に乗っているものでも無い。
どうやらDAC内部で使われているスイッチング電源以外に考えられない。
このノイズがどの程度、音に影響しているかわからないが、
音の場合、聴いた限りで明確に断定するのは困難だ。

しかし、こんなものは無いに越したことは無い。
メーカーでもこんなことは解っているだろうがコストとパフォーマンスを
考慮してこういうものを出荷しているのだろう。

DA300は一般に、そこそこ評判のいいDACである。
おそらく、巷にあるオーディオ機器はこうやって測定しなければ、
気が付かれないノイズがのっている機器が多く存在すると思う。



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