mixiユーザー(id:20904682)

2016年10月19日00:03

187 view

微妙な悪役陣

 CSの時代劇専門チャンネルでは、杉様の『遠山の金さん』を放送している。
 脚本を、中村梅之助版の金さんで書いていた小川英率いるジャックプロダクションが書いている。刑事もの、サスペンス物を多く手掛けているので、梅之助金さんの同様、謎解きのドラマで面白く見せている。
 また、杉様の金さんは杉様なのでとてもかっこよく、楽しんで観ている。
 ただし、主題歌がまだ名曲『すきま風』でないのが物足りない。

 その杉様版金さんであるが、今日の悪役が柳澤真一と工藤堅太郎であった。
 実は、この二人、過去の金さんのレギュラーで会った。
 柳澤真一は梅之助版金さんではコミカルな岡っ引きを、橋幸夫版金さんでは人のいい居酒屋のおやじ役を演じていた。
 工藤堅太郎は、市川段四郎版金さんで、金さんお飲み仲間を演じていたのである。
 つまり、二人は過去のシリーズでは悪くない役を演じていたのである。
 それが杉様版金さんで悪役なのである。過去の作品を観ていたものとしては、悪役のキャスティングに微妙なものを感じるのであった。

 過去のレギュラーが、後年のシリーズ物で悪役で出るというパターンは『必殺シリーズ』でもあった。
 それも微妙であった。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する