mixiユーザー(id:24993513)

2016年10月17日22:23

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緊縛を教える方は古い知識での危険な縛りを教える事はご注意下さい。

今更ながらですが、緊縛事故は交通事故などと同じ様に幾ら事故に注意しても起きてしまう事が有ります。
でも、テンションやトメ・縛り吊の時の体重分散&バランス、足を吊る時の順番などや、受け手の身体のコンディションの確認・身体の中で縄を当てると危険率が高まる部位などの知識や技術が有れば事故率は減ります。
でも、逆を言えば幾ら緊縛の型を覚えても、こういう知識や技術が無ければ事故率は高まるという事でも有るのです。

ましてや、プロや講師が余りこういう知識や技術に疎いままに教えていれば、「益々」事故率が高まってしまいます。

自分が縛りだけでなく、人に教えるというのは責任を含め全然違いますからね。
ましてやプロの場合は、「○○さんに教えて貰ったのに・・・」となって名前に傷がつく場合も有りますしね。

ところで、また何故こんな事を書かなくてはいけないのかなのですが・・・、今年の春に、緊縛事故を取り上げた本が出版された時にもその2章に書かれた内容や緊縛写真に疑問を呈しましたが(3章は他の人が書いているので矛盾が有るのですが)・・・、最近も事故ってうちに来た受け手のパートナーの縛り手が「私はこう教えてもらった」とか、私が最近読んだ雑誌に二の腕の上側に掛ける縄の位置を「三角筋の下の引っ込んだ所に」と・・・、本当に「未だに」なのですがプロが書いているからなのです。

そして、実はプロを含め、元々教えていた人の中には「三角筋の下の引っ込んだ所に・・」縄を這わせ、そう教えていた人も結構いて、5年前に私が指摘した時も反発が有ったのです。

その理由は、人の体の構造・急所などの知識に疎かったからに他なりません。

また、プロの皆さんは、身体の危険部位の知識に疎くても緊縛自信を何度何度も訓練を繰り返して、縄の場所がヤバくてもそれ以外の技術でカバーして事故率が低くしている部分も有るのですが・・・、こういう物を読んで緊縛を覚えようとするアマチュアの皆さんはそのレベルの技術が無いので、事故を増やすことになってしまうのです。

また、講師が直接教えても受講した人は講師が考えているほど何度も何度も訓練をするとは限らないのです。
それどころか、ちょっと縛れる様になると「直ぐに吊りたい」と思う人も居て、またそれを止めることなど出来るはずもないのです。

だから、本当に注意して教えて欲しいし、緊縛の教習本にも書いて欲しいのです。

また、三角筋・上腕二頭筋&三頭筋が後ろ手にした時に何処の位置に行くのか、どう捻じれるのか、それによってどのような影響が出るのかを説明しながら講習をして欲しいと思います。

尚、具体的な詳しい話は、オープンハウスや緊縛事故講習会の場などでも説明していますので、ご参考にしていただきたいと思っています。


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