ゴリラは、オス一匹と複数のメスからなるハーレムスタイルの群れを構成する。メスが姙娠、息子が生まれると、やがて群れから追い出すという、博愛心はゼロの、基本的に平和的でない動物だ(笑。
ゴリラの研究者なら誰でも知っている事実を棚上げにする、ずるいお方だ。
群れ同士は敵対的だが、縄張りを持たず、お互い避け合うのは事実だ。だがそれを平和的と言っていいのかどうかは疑問だ。たまたま現在は、縄張りを主張しなくても十分な生活エリアがあるだけで、自然要因が変化し生活エリアが狭まったときには、生存をかけた戦いがは島るのは間違いない。
しんぶん赤旗に掲載のインタビュー記事(写真)を読めば、根拠乏しきおあ花畑論を展開しているのが良くわかる。自分にの思想の補強に使える一部の事実だけにスポットをあて、主観的に論じるのは、科学者の態度ではない。
まあ、毎日新聞が好むタイプのお方であるのも間違いない。
参考:山極寿一・京大次期総長「戦争しないゴリラに学べ」へのツッコミ
http://togetter.com/li/700282
---リンク元記事:2016年10月16日 13:51 毎日新聞
平和主義、野生ゴリラの研究
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4243866
アフリカの自然や文化をテーマにした講演会が15日、京都大学(京都市左京区)で開かれた。日本学術会議近畿地区会議が主催し一般市民ら約100人が集まった。ゴリラ研究で知られる京都大の山極寿一学長らがアフリカでのフィールド調査で多くのことが分かったとしてアフリカの多様性と素晴らしさ、研究の奥深さなどの魅力を語った。
山極学長は、雄が胸をたたく「ドラミング」という動作の観察などを通じて、かつて暴力的と思われてきた野生のゴリラが雄同士の争いを避け、平和な生活を送っていることがアフリカでの現地研究で分かったと紹介。勝ち負けを明確にして秩序を保つニホンザルの社会との違いを指摘した。
山極学長は、一方、人間の社会では言語の発達や、食料生産が始まって以降の定住生活によって「境界」が現れ、他の霊長類には見られない共同体への強い帰属心などを発達させ集団間の暴力を激化させてきたと分析。最近はインターネットの普及で人間を取り巻く環境はまたもや変わりつつある、として「今までにないアイデンティティー(帰属意識)を作り出す必要がある」と指摘した。
大阪市立大学大学院理学研究科の幸田正典教授は、タンザニアの西にあるタンガニーカ湖での現地研究を紹介。独自に進化してきた魚類を研究した結果、一般的に魚は脳が小さく認知能力が低いといわれるのに、同湖で見つけた「プルチャー」という種が、顔付近の模様で仲間を認識していることを発見。「アフリカの魚は動物の社会、知性の進化の理解についてヒントをくれる」と話した。
【宮川佐知子】
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おまけ:【日本共産党】「戦争しないゴリラに学べ、ゴリラの学校に留学して人間社会に戻ってくると生物学的におかしいことがたくさんあります」
http://hosyusokuhou.jp/archives/39398237.html
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