ドン・ウィンズロウ「ザ・カルテル」上下 角川文庫 1200頁
DEA捜査官とメキシコマフィアの壮絶な戦いを描く
超 超 超弩級のクライムアクション!!!
前作「犬の力」は(これもすさまじい小説だった・・・)
青春時代のDEA捜査官と
若い頃のメキシコマフィアの友情と決裂、
マフィアのボスへの成長などなど・・。
30年を描く。
本作はその後の、
メキシコのまさしく「戦争」を
殺人の残虐、政府/警察/軍の汚職を軸に
決裂した二人のその後を。
長く、しかし、背筋が寒くなるような緊迫感を持って
一気読み。
日本に生まれて良かった・・・。
ログインしてコメントを確認・投稿する