二日続けて遅い時間まで寝ることができたからか、今日は目が覚めるのがつらかった。心の中で起きるのが嫌だと泣いてしまった。
でも、起きてしまえば、いつものように仕事に行き、作業に励むのであった。
今日の仕事で。派遣会社から来ていたミャンマー人のEちゃんが仕事場を去るのであった。
理由は、日本語学校の授業が午前中になってしまったため、その時間の仕事ができなくなったためである。
Eちゃんは、今まで、うちの現場に来ていたミャンマー人に較べて、とても仕事ができ、性格も素直で明るい子だったので、正直、辞めて欲しくない。
なんでも、試験でいい点数を取ることができ、上のクラスにあがれたからである。
試験の結果でそうなるのは試験を受ける前から知っていた。
うちの現場の人間達の何人かも辞めて欲しくないので、回答をわかっていても半分くらい書いて出せと言ったりもしていた。
Eちゃんもできれば生活費と、空いている時間に入れるバイトが見つけられないので、できれば辞めたくと言っていた。
でも、まじめな性格からか、やはりもっと日本語を勉強したいという気持ちが勝ったからか、回答を全部書き、いい点数を得てしまったようである。
先も書いたが、本音を言えば、辞めて欲しくない。
けれども、Eちゃんが日本語の勉強をもっとしたいという気持ちがあるのだから、しかたがないことである。
それほど、長い期間ではなかったが、彼女がいて助かった。
日本語をもっと勉強して身に付け、これからの生活をいい方向にして欲しいものである。
Eちゃん、お疲れ様でした。
明日からは、同じ派遣会社から新しいミャンマー人が来るそうであるが、できれば優秀な人に来てもらいたい。
Eちゃんほどでなくてもいいので。
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