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2016年10月03日15:26

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JALのCAで思い出した

20年ほど前のこと。
小さなメーカーの部門長だった私は、海外、特に東南アジアへの出張が多く、月に1度はタイやシンガポールに飛んでました。
ある時、JALのタイ行の機内で強いめまいを感じた。
それから座ってるのも辛い状態になり、CAさんにSOS。
「お医者様はいらっしゃいますか」となるかと思ったが、そんなことにはならず、最初に声をかけたCAさんが私の額に手を当て、「体温が下がってますね」と。
次に手首に手を当てて脈を取り、「少し弱い感じ」と。
キャビン最後端の空いてる席を用意してもらい、そこで横になった。
何人掛けの席だったか忘れたけど、一番通路側の席にCAさんが座り、そのCAさんの方に頭を向ける形で私が寝ている。
タイまでの3時間だか4時間だか、CAさんは心配そうな顔で私の手首を握り続けてくれた。
体調不良は気圧の関係もあったのかもしれない。着陸態勢に入り、機体が降下しだすと、幾分楽になった。
乗客が降り、私が最後に出たのだけど、その時CAさんからタイでの連絡先を頂きました。
「ご心配してますので、もし何かあれば連絡してください」
タイのホテルに着いた私は、ポケットからそのメモを出すと・・・

おもむろに灰皿で燃やしちゃいました。
結婚してたしねー。息子も産まれたばかりだったしw

いや、純粋に心配してくれたんだと思う。旅先で体調不良なんて不安なことこの上ないし、そんな時に英語のできる人がいてくれて、医者や薬局なんかの手配を付けてくれたら本当に助かるから。

■JAL乗務員、胸に都道府県バッジ「機内で話しかけて」
(朝日新聞デジタル - 10月03日 12:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4222477
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