mixiユーザー(id:15951369)

2016年09月28日07:26

232 view

「日はまた昇る」

 ようやく日本の時代が来ると確信させる動画が見つかりました。NHKのクローズアップ現代をご覧になられた方は既にご存知だと思いますが、とてもうれしくなるお話でした。9月7日放映の「日本にチャンス到来 新・ものずくり革命」と言う番組です。

https://www.youtube.com/watch?v=K1Ca2tzutZ8

 これをご覧いただくと最近話題の「IOT(物のインターネット)」と言う意味がよく分かると同時に、その面では日本にアドバンテージがあることもよくわかります。特に衝撃的だったのはFANACのロボットに人工知能を持たせて、ドイツでの「ワールド・ワイド・コンテスト」で日本のチームが最高点を獲得したことです。ご存知のようにFANACは工程の自動化(NC制御)で世界中を相手に多くの実績を積んだメーカーですし、またコマツはブルドーザーにGPSを付けて、遠隔操作で運転できるような製品を持っており、これに「人工知能」を持たせれば、すぐにでも「IOT」が実現できる状況にあり、日本こそが「IOT時代」のトップランナーになりうる至近距離に居ると言う訳です。

 思えば長いブランクでした。「インターネット」の普及と同時に、家電製品の主役が「ネット接続」によって「テレビ会議」が「スカイプ」になり、「ビデオカメラ」が「動画配信」になり、「ケータイ」が「スマホ」になり、「PCメール」が「LINE」になり、「カセット」は「メモリー」になり、「テレビ」は「ワンセグ」になり、「配線」は「Wi−Fi」になり、その「スマホの進化」と共に日本の独壇場であった「家電製品の主役」はグーグルやアップルやマイクロソフトやフェイスブックに取って代わられたわけで、「インターネット」⇒「WEB 2.0」⇒「スマートフォン」の時代を経て、やっと「IOT」の時代に、再び改めて日本の「もの作り」が脚光を浴びる時代になろうとしています。

 この報道を見ながら感じたことは、「IOT=物のインターネット」と説明されてきましたが、どうやらそちら側に軸足があるのではなく、「IOT=人工知能+自動機械にインターネットも利用される」と言うコンセプトに見えます。それに「AR=拡張現実≒ポケモンGOのような世界」や「VR=仮想空間」のような技術も加わって、劇的に社会が変化を遂げてゆく予感がします。医療や教育から始まって、設計や事務作業、例えば観光産業などはガラッと変わってしまうのじゃないか?「疑似体験型の観光案内」や「AR+VRのゲームセンター」、カラオケからフィットネスクラブまで様変わりしそうな時代を迎えそうです。ここでもう一つ日本にアドバンテージがあると思われることは、日本がアニメ先進国で、「コンテンツ産業」に強みを持っており、それが「AR+VR」に結びつけば、もう一部すでに放送で始まっていると言われる「スポーツ観戦」をスタンドでなくフィールドで見ることができるような映像を楽しめる時代もそこに来ていると思います。

 昨年僕が体験した「大腸がんの腹腔鏡手術」においても、一度立ち止まってよく考えてみると、決してたやすいことではないことが分かります。つまりおへその位置にカメラを入れて、両脇の小さな穴から操作メスを差し込み、大腸の管を切断して縫合するわけですが、カメラの位置と反対側は死角になるわけで、そこをヤマ勘で縫合するというのは恐ろしいことで、当然操作メスにもカメラがあるとしても、そこにはリンパ管や血管、神経などが絡みついているわけで、それを注意深く選り分けて患部を切除するというのは正に「神技」という他ありません。そこが非常に難しいので、人工知能で手術を自動化するというのです。「エーッ 手術をロボットに任せるんですか?」「近い将来そんな時代があ来るでしょう」と言うお話です。

 一方で演繹的なアプローチで、「ものをインターネットでつないだら、何かいいことないか?」と考えている人たちもいらっしゃいます。少し僕らの生活現場とかけ離れていますが、そちら側での報道がこちらです。

 https://www.youtube.com/watch?v=ReStdwHd_bU

 さてさて、僕の命が絶えるのとどちらが先になるのかな?
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年09月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記

もっと見る