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2016年09月23日22:58

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近未来の戦闘風景

空中戦シミュレーターで戦闘機AIがベテランパイロットに圧勝!無人戦闘機が空を支配する未来は近い?米シンシナティ大学が開発した戦闘機用AIシステム「ALPHA」が空中戦シミュレーターで米空軍パイロットと交戦し、圧勝を収めたとの報告があった。
AI戦闘機の対戦相手となったのは、退役した元米空軍パイロット(階級は大佐)のGene Lee氏。ベテランの訓練教官だったが、空中戦シミュレーターでALPHAと交戦したところ、一勝も取れなかったばかりか、何度も撃墜されて完封されたという。
AI動作のコンセプトは「Genetic Fuzzy Tree」という仕組み。ファジー理論の応用で、戦況の中での幅広い選択肢の一つ一つに重みを付けて人間のように思考するというもの。チェスや将棋と違うのは、判断のボリュームが格段に少なくてすむと言うこと。飛行制御だって1秒間に15回程度しか行っていない。(あんまり早く動かしても機体が反応できない)だからALPHAはアルゴリズムの動作に高い処理能力は必要としなくて、家庭用の500ドル程度のPCや35ドルのRaspberry Piの上でも充分に動くとのこと。だから熟練の手練れの命がけのドッグファイトは、実は5000円にも満たないシングルボードコンピュータが相手だと言うことになりそうだ。(しかも開発環境はスマホだって充分だから、電車の隣の席でホンモノの空中戦制御プログラムを書いて、動作確認しているかもしれないね)
こうなると、無人のプログラムどおしの空中戦というのは夢物語じゃなくて現実の話になるんだね。もう戦場から生身の人間が居なくなる日は近いね。そうなると、自衛隊の派兵問題だって屁理屈つけてなし崩しに何でもアリになる日はもう目前だね。(しかも、指揮官は部下の命の心配が無くなればどこにでも派兵するなぁ)
そういえば、F1のレースのコントロールは日本のHONDAの研究所と英国のマクラーレン、そしてサーキットがコンピュータでつながって、それぞれがモニター越しにレースを戦っていた。PC持ったメンバーがぞろぞろとモニタールームに集まって、レースが終わるとまた黙って自分のデスクに戻っていく。何か覇気がなくて、嫌々集まってやっつけ仕事でもしているような雰囲気だった。熱気とか、情熱とかって言うモノとは無縁のレース現場なんだよね。コーヒー飲みながら、足組んでモニター越しにキーボードとマウスで戦うモノなんだね。
きっと近未来の戦場って言うのがこういう感じになるんだろうね。「大規模な上陸作戦が始まるので、モニタールームに集まってください」って隊内SNSでメッセージがかかると、ノートパソコンとコーヒー持ってモニタールームに集合する。ノートパソコン1台で1,000台くらいの爆撃機くらいはコントロールできるだろうからノルマンディーの上陸作戦程度なら20人くらいでできるんじゃないだろうか?そして戦闘が終わると、誰かが声をかけてぞろぞろと社員食堂に昼飯を食べに移動するんだろうね。
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