いろいろな人の話を聞くと、パートナーとの出会いは程度の差はあれ運命を感じるようです。
「結婚する気なんかまったくなかったんだけど」と言う人も・・・よくよく聞くと最初から好感は持っていた雰囲気はあります。
よき異性との出会いは「一期一会」という感じがします。
私はこれまで運命を感じた異性は一人もいません。
30代の頃に一人いたんだけど・・・私が打算なしで優しくしても、彼女は最後まで打算が抜けなかったから仕方なかった。
どうしても運命を感じきれなかった。
思い出すと、バブルを境に男性に求められることが変わったように感じる。
女性についても家事と子育ての他に、ある程度パートやしごとができる能力が求められるようになったが、これはそうハードルが高くなかったでしょう。
男性については堅実によく働いて家庭を営む能力以上に、そばにいて女性を楽しませる男性が求められるようになった気がする。
しかし・・・男は女の幇間ではないし、そんなこと長続きするわけもない。
求められる能力がズレていると思った。
また男の人口が女より多いので、女が男を選べる時代がくると言われた。
それで「結婚は余裕」と考えた人が多かったのではないか?
これは理由はわからないが「どこか違う」と感じていた。
最近その理由が見えてきた。
結婚は同年齢と人と結婚する人は少ない、たいてい少し年齢が離れた人と結婚する。
特に男性が年長であることが多い。
そうしてみると、私より少し下の世代で私の世代と比較すると女性の方が人口が多いのです。
実際、私の周辺を見ると男の方がよく結婚して女が苦戦していることが多い。
女の場合年長者を求めても、私より少し上の世代は人口がそう多くないので女が余ってしまうのです。
私は奥手すぎるかもしれないが、当時の専門家は誤っていたのではないか?
「同年齢の人と結婚する人は少ない」・・・その当たり前のことを見逃していたのではないか?
人口問題はマルサスの影響を受け人口増加を防ぐための研究が多い、しかし20年くらい前に「人口を増やすためにはどのようにすればよいか」という研究を、はじめなければいけなかったのです。
国立社会保障・人口問題研究所・・・国立女性教育会館と共に行革の時に廃止論が出た。
私は同じ厚生労働省系の独法職員として大反対したし、ブログにも書いた。
国立女性教育会館もその場所まで行ってみたくらいです。
ですけど、当時の政府は「人口減少問題に有効な対応ができず、この惨状を招いた張本人」と考えていたのかもしれません。
人口減少問題・・・これは長い問題です。
変なことをしなければ大勢の若者が結婚し人口も増えて、豊かな社会保障を老人に約束できたでしょう。
団塊世代は大勢の若者の雇用を非正規化しいじめにいじめて、その挙句「自分たちの福祉水準は落とすな!」と言うのだから、勝手だと思うのです。
彼らもリストラされた人は大変だったと思いますが、現役世代にあまり同情されてもいません。
(国立社会保障・人口問題研究所)
http://www.ipss.go.jp/
(国立女性教育会館)
http://www.nwec.jp/
ログインしてコメントを確認・投稿する