mixiユーザー(id:1732607)

2016年09月18日21:52

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やりにくかった

 実は、年頭より事務所で事務員を雇っていた。
 もともとは、お客様のところの事務員さんなんだけど、その会社が廃業されることになり、社屋も売却されるので、会社の廃業事務が終わるまでの半年間、うちの事務所で事務をしてもらい、その後は私の事務所の事務員として働いてもらおうということだった。
 給与等の条件は同じとして、1/4ずつ私の事務所の負担を増やし、夏ごろからは満額支払っていた。

 うちの事務所のお客さんの事務員なので、会計ソフトに慣れるのも容易と思っていた。

 唯一の問題は、前の会社の事務員(=私からしたらお客様)という立場から、私の事務所の事務員(=私の世話・手伝いをする人)という立場の変化についてこれるかということだった。

 前の会社の事務も8月末をもってケジメがつき、では、そろそろこっちの事務所を……という時点で、僕のほうが、お客様の要望に応えるために、家にさえ帰れなくなるような状況になってしまった。
 風呂に入りに帰るだけの毎日。
 指導も指示もできる状況ではなかった。

 そこで妻がその事務員さんを指導してくれることになった。
 妻の仕事を出して、それをこなしてもらいながら、勉強してもらおうということで、取り組んでくれた。
 妻だけでは外回りが多いので、いつもお手伝いにきてくださっている方にも日程を合わせてもらって、横について指導してもらってくれた。

 そういうこともあり、いずれ、私の力になってくれると期待していたのだけれども……。


 結局、やめてもらうことになった。


 どうやら、私の事務所で、支持も指導もなく、ただ朝来て、おひるごはんたべて、夕方に帰るだけという状況に浸ってしまって、もう、普通に働けなくなっていたらしい。

 あと、妻が外出したら、その都度、一緒に働いている人に、プライベートの話を投げかけ、まったく仕事をしなくなるというタイプだったらしい。
 いや、おしゃべりもいいんだけど、それは手は動かしてもらわないと。
 っていうか、仕事をバリバリしようとがんばっている人に、自分が話を聞いてもらいたいからといって、邪魔するのはあかんよ。

 そして、仕事自体も、まったくできない。
 まったく、できない。

 そこで、妻が怒ってしまって、やめてもらったとのこと。


 ああ、やっぱり悪い予感が当たった。

 最後のほうは、私の事務所にお客様が来られても、挨拶もしなければ、お茶もだしはしない。
 打ち合わせ中にコピーする書類があるからと、僕が打ち合わせの場を立っても、コピーしましょうかの一言もない。

 もうだらけてしまってたんだな。

 それと、以前お客様として訪問していたときも、堰を切ったように、無駄話に付き合わされていたことも覚えていたけど、やはり、これも変わっていなかったんだな。


 やめてもらうことを告げるとき、妻がかなりこっぴどく言ったみたいで、いろいろイヤミも言ってきたけど、こちらから何かを言うことはしなかった。

 もう71歳のおばはんを次に雇ってくれるところなんて、ほとんどないだろうし、その時に生かしてもらうための忠告なんて、遺恨を残すだけだ。

 ただただ、しっかり最後まで面倒みて差し上げられなくて、本当にすみませんでしたと、送り出した。



 そのあと、妻とちょっと高い昼食を取りにいって、お互いの心の傷を舐めあった。
 その作業はいまも続いている。


 しかし、結論ははっきりしてて、もうできるだけの手は尽くしたということ。
 僕が指導・指示についてさじを投げてしまって、妻の信頼あるパートさんにさじを投げられて、妻を怒らせてしまって、もうどうやっても面倒をみることはできない。
 ただただ、今までのように何の見返りもない給料を支払い続けるだけだよ(´;ω;`)

 お肉はおいしかったよ(笑)
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