ゲーリー・ズーカフ「魂との対話」より。
真に進化した人間は愛にあふれている
私たちが学校で学んだ進化は、物理的形態の進化である。
魚は海綿より複雑であり、それゆえに海綿より進化している。馬は蛇よりも複雑であり、それゆえに蛇よりも進化している。猿は馬よりも複雑であり、それゆえに馬よりも進化している。そして最終的に、人間はこの地球上でいちばん複雑であり、それゆえにこの地球上でいちばん進化している。これが学校で習う進化の定義である。
しかし、もし1人は心が狭く、意地悪で、身勝手な人間であり、もう片方は心が広く、他人思いであったとしたら、私たちは後者のほうが進化した人間であると自然に考える。
真に進化した人間とは、自分よりも他人のことを考え、物理的な世界のなかにある物理的なものよりも、愛を重んじる人間である。
生き物を殺すための槍(ヤリ)モ、テコの原理を利用しておいものを動かす道具として使える。肉を切るためのナイフも、布をカットするための道具として使える。爆弾を作る手も、学校を建てるために使える。野蛮な行為をスタートさせる心も、愛と協調に満ちた建設的な行為に向けることもできる。
これが「進化についての新しい理解」であり、今や、私たちは「真の進化」を目指すべきではなかろうか。
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