という、『ルパン三世』の中のゴエモンのセリフが有名になってしまったからか。
10年以上前だと思うが、新渡戸稲造の『武士道』を買ってみた。
原文が英文だから、それの対訳だ。内容にも興味はあったが、主として新渡戸氏がどの程度の英語を書いているのかを知りたかった。その点では見事だった。勿論、全部は読めていないが、印象的な(上記タイトルに関わる)一節があった。
正確には覚えていないが、主語は「武士」とか「人」とかで、
must die only when he must die.
みたいなフレーズだ。
"only when" である!
新渡戸の原文は、「死すべきときに死ぬ」ことが武士道であるとは言っていなかった。
「死ぬべきとき『のみ』に死ぬ」こと。換言すれば、「本当に死ぬべきとき以外には死なない」ことを説いていると、私は解釈したしそうしか読めない文章だった。
冒頭の有名な誤訳が、意図的なものか単純な語学的未熟さによるものかわからないが、この罪は重いと思う。
日本人がドーピングをしないのは武士道精神があるから? 「武士道は日本人の魂」は間違い?! 正しい「武士道」とは何か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=4178697
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