今は、数年で時代は変わったもので、私が一人で活動を始めた頃は、「緊縛事故はMの責任」「Mは2〜3回手首が下垂して一人前」なんて考え方が普通で、私が「緊縛事故に注意しよう」と活動を始めた頃は四面楚歌の状態だったのに、今は隔世の感さえ有ります。(^^)
それは本当に嬉しいのですが、この1〜2年は、（プロも含めて）緊縛事故を取り上げてM嬢に寄り添ったポーズで良い人ぶりたい・自分を良く見せたい・有名になりたい、俺だって治せるという付加価値が欲しいのか・・・？私の真似をする人もでています。
整体なんてそんなに直ぐ真似出来るものではないし、ましてや事故回復なんて修業が必要なのです。
また、その整形外科や整体院が、本当はどの程度のレベルなのかも知ろうともしないで、とにかく紹介することで良い人になろうとしたり自分の責任を果たした気になっている人も居ます。
そして、以前も書きましたが、（困ったことに）緊縛事故整体を覚えてモテたい自分の付加価値を付けたいと整体を教えて欲しいと言われ、断ったら恨まれたり、ゴールデン直伝だと言う人まで居たり・・・、やたらと私と親しいとウリ？にしたり・・・で、困る事も有ります。
（こういう時はSNSやTwitterで私の確認をお願いします）
ハッキリ言って、私の所に「真面目に通って整体を覚えようと通った人は本当に若干名」で、そういう人にもこれ以上は「身体の音を聞かなくては出来ない修業が必要な部分もあるので」教えられない、危険なので見様見真似で絶対にやらないようにと言っている部分も有るのです。
（そういう人にもっと出来るだろうとプレッシャーをかける事も止めて下さいね）
来た人は分かる事ですが、（元々整体にも何百年もの色々な流派が有って）私の技は今の整体学校や整体院では（一部私が講習に行った所以外では）知らない過去の（江戸時代からの）技も有る訳で、整体のプロでも一定のキャリアと勘の鋭い人でないと教えられない技も有るのです。
なんで、こんな事まで書かなければいけないのかと情けなくなるのですが・・・。
まぁ、緊縛もSなんて話ではなくてモテるために緊縛を覚えたい人が多いので仕方ない事だとは思うのですが・・・、緊縛事故で後遺症を負った人に、また整体で事故してどうするのでしょうか？形だけ真似して結局効果が無くて・・・、そうでなくても落ち込んでいる受け手やM嬢に期待させて、また精神的にダメージを与えることがどういうことなのか？理解して欲しいのです。
兎に角、本当に、嘘や真似は絶対に止めて欲しいと思います。
だいたい、良い人のイメージやモテるとかの考え自体が勘違いなんですよ。
私は、何度も書いているようにこの5年数か月で実数400人以上の回復に携わり延べでは500人以上にもなります。
それを仮に一人90分で計算してみればどれだけの時間を費やしたか考えてみて下さい。
それでも私は「モテテいません」（苦笑）
事故自体を忘れたい人も居ます。つまり私自身を含め忘れたい人も居ます。
それに、だいたい身体も心にも傷を負っている人を、回復整体中に口説けますか？
もちろん多くの女性のアドレスや電話番号も知っていますが、世話したから個人的にデートの連絡を取れますか・
みなさん、心に傷を負っているんですよ。
私がS☆Mイベントや店に行くと、プロを含め色々な人から声を掛けていただけます。
でもね、プロの皆さんとは握手したりニコヤカに話しますし。「ゴールデンさ〜ん！」と声を掛けくれる人とは安心して話しますが・・・、そうでない人や事故回復整体をした子達に関しては、基本的には目で（こっそり）コンニチハをしたり小声で話す位で、彼女達が誰か知らない人と一緒の場合は知らん顔をする時だってあったり、そこで相手が私の事を知っているとか世話になったと話すまではオリエントスマイルで誤魔化しているんですからね。
そう、ハッキリ言えば遠慮してるんですよ。
だって、事故自体を隠している人だって多く居るんですからね。
そんな人に私が親しく話しかけたら可哀想でしょ。
だって、緊縛側だって、「以前は私と親しい＝緊縛事故した人と思われた時期が有った」くらいなのですからね。
緊縛事故後遺症の現場にいる私の様な人間は、それくらい気を使うべきだと思うのです。
緊縛事故は、後遺症を負った人はもちろんですが、心ある縛り手や店やサロンの責任者だって心に傷を負っているのです。
本当にお願いします。
売名やモテる為の手段には使わないで下さい。<m(__)m>
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