年齢を重ねていくと、
感情がちょっとずつ磨り減っていくのか、
子供みたいに大笑いしたり、大泣きするって事なくなっていくと思う。
いつでも純情で一直線で、
人の善い部分しか見ることができず、
だまされがちな肉子ちゃん。
愛は惜しみなき肉子ちゃん。
いつも豪快で、
周りを巻き込んで幸せな気持ちにしてくれる肉子ちゃん。
どん底にいたって、
自分がどん底だと思わなければどん底じゃないのかもしれない。
流れ流れて辿りついた、
漁港での物語り。
人はかっこつけずに、
楽しい時は笑って、
悲しい時は泣けば、シンプルに人生はもっと
善いものになるのかもしれないと思った。
もっと素直になろうと思い、鏡の中の自分に向かって笑いかけてみる。
ちょっと長めの鼻毛が一本出ていた。
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