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2016年08月26日00:02

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気が付けばいなくて

 今日のチラシ配布の仕事の現場はオイラがこの仕事をして、はじめて入った現場であった。一年ぶりの現場であった。
 あの頃に較べてオイラのチラシ配布という仕事の意識がだいぶん変わっている。とりあえずは、ただチラシを配るということはしなくなった。
 それでもって今日の現場はそれほど大きくないのに、同業の他社もいて、お客様争奪をせざるおえなかった。
 負けず嫌いの血が燃えるのであった。

 この現場は違う会社のチラシ配布の会社と合同の現場であった。
 オイラの会社の方が後からか、向こうはやたらとデカい顔をしていた。この時、別の方向に向かって負けず嫌いの血が燃えるのであった。
 自分の会社の方が上なのを見せてやろうと仕事をするのであった。

 最初の30分は同じポイントで配っていた。
 それで向こうが配っているを見たら、ダラダラと歩いてダラダラと手を出して配っていたので、なんだあれは! と思った。あれで仕事ができていると思っているのだろうか、とあきれた。
 数分後、再び彼の姿を見たら、彼の姿はなかった。そして、オイラがお昼の休憩に入る前にまた姿を見るということはなかった。

 休憩の時に社員さんに配布の状況を聞かれたので、そのついでに向こうの姿がなくなったという話をした。
 休憩を終えて配布ポイントに戻ったがやはり姿はなかった。
 どこに行ったんだろう、と気になるのであった。
 結局、彼は仕事が終わるまで配布ポイントにまた現れるということはなく、オイラが仕事を終えて事務所に戻った時、彼は現場から戻ったかのようにふるまっていた。
 あまり深くは追及はしないけれど、いい印象を持つことはできなかった。

 今日の仕事はとてもつかれた。
 今夜は早く寝よう。

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