今日はポレポレ東中野で「海峡を越えた野球少年」を観てきました。
監督:キム・ミョンジュン
主な出演者:ヤン・シチョル、ペ・ジュンハン、クォン・インジ、チャン・ギホ、キム・グン、カン・ヒョウン他。
朝鮮戦争休戦後、韓国では高校野球の大会「鳳凰大旗学生野球大会」が1956〜1997年まで開催され、在日韓国人の高校生も「在日同胞チーム」として毎年招聘されて参加します。
その中で1982年に決勝戦まで進出したチームのメンバーを探しだし、韓国プロ野球の始球式に登板させるという企画が持ち上がり、当時のメンバーが集まって高校生時代を振り返ります。
在日高校生を招聘した背景にはアメリカから招聘するには遠すぎる、日本人は憎らしいので在日韓国人に白羽の矢が立ったものの、いざ現地へ行ってみれば、在日韓国人に対するバッシングは凄まじく、審判からは不利な判定をされたと当時を語っています。
出演者のほとんどが在日二世もしくは三世で、日本におけるゴタゴタが取り沙汰されているわけですが、結局は彼らを受け入れることが出来ない本国の問題であることが伝わってくる話でした。
関係サイトURL
http://eiga.com/movie/85327/
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