今日は最初の国民の祝日「山の日」です。
2014年に制定され、2016年1月1日から施行されました。
山の日は、栃木県の塩谷町出身の作曲家の船村徹さんが提唱しました。
2008年9月に、下野新聞の「針路」に寄稿した中で、
「海の日があんのに山がねえ!」と明快なアピールを表明し、
行政や山岳関係を動かして制定にこぎつけました。
当然の事ながら、今日の同紙の1面には、船村徹さんが特別寄稿した文章が載りましたし、
「山の価値を再発見しよう」とのタイトルの社説も載っていました。
船村さんは、この文章の中で山の日制定の記念の歌4曲を作ったとも書いていました。
「山・美しき」を北島三郎さん、「山はふるさと」を加藤登紀子さん、
「四季の山」を鳥羽一郎さんと津吹みゆさん、
「山が笑ってら」を走裕介さんが歌うそうです。
その内聴く事もあるでしょう。
2011年10月には、関東地方知事会が山の日制定を国に要望する事を決定しました。
関東地方知事会を構成する10都県の内、5県が海なし県です。
他の地域の知事会では、海なし県が少ないですから、相応しかったようです。
当初、旧盆と続く8月12日が候補だったようですが、
8月12日は日航ジャンボ機の事故のあった日です。
群馬県選出の国会議員小渕優子議員や同県の大澤正明知事が変更を要望し、
11日に決着したとの事です。
少し前ですが、神社庁関係の集会の前を通った時に、「奉祝 山の日」の幟を見ました。
日光の二荒山神社のご神体は日光連山の主峰・日光三山(男体山・女峰山・太郎山)です。
二荒山神社の奥宮は男体山山頂にあります。
全国的には山をご神体にしている神社も多いでしょうから、
神社庁関係者も支持したのでしょうね。
リオデジャネイロオリンピック、
今日は柔道男子90kg級のベイカー茉秋選手、
女子70kg級の田知本遥選手の2人がそれぞれ金メダルを獲得しました。
昨夜、二人の試合の準々決勝まで見ていましたが、
田知本選手は、シード権を取れずに1回戦からの出場でした。
2回戦で1位シードの選手を延長戦で下し、期待をしていました。
ベイカー茉秋選手は父親がアメリカ人で現在東海大学の学生です。
このような選手はこれから多くなるでしょうが、
国とは、民族とは何かとも思いました。
体操男子総合は、内村航平選手が最後の鉄棒で逆転して優勝しました。
鉄棒の演技は見事でしたね。
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