mixiユーザー(id:20904682)

2016年08月09日00:13

286 view

たかが押し間違えたことが…

 掃除の仕事をしていた時である。
 突然、警報の音が鳴り出した。その後、火災発生を知らせるアナウンスが流れたのであった。
 「火事exclamation & question 」とオイラは思った。しかも、オイラが掃除をしている階である。
 それにはしては煙が起きてはいない、まさか清掃員の誰かがボヤを起こした、と考えだしたのであったが、とりあえず警備室の方に状況を聞いてみようと思い、ゆっくりとした足取りで行くのであった。

 警備室に到着するが警備員はどこかに行っていたようであった。
 すると、掃除員の事務室の方から、最近、入ったミャンマー人の派遣の人が現れた。
 彼は事務室のドアのボタンと、警報装置のボタンを間違えて押してしまったのであった。
 突然、大きなサイレン音が鳴ったので彼は驚いたと笑顔で話をした。
 とりあえず、火事ではなくて良かった。

 ところがである。
 警報機を鳴らしたことで、各会社のコンピューターのサーバーを止めかけてしまった、ということで大問題となる。警報装置とサーバーの電源はつながっていて、コンピューターのデーターを守るため警報が鳴れば止まる仕組みになっているのである。
 そのため、うちの会社、そして、彼の派遣会社の偉いさんがやってきて、ビルの管理の所長、オーナーさんに謝罪をする所までになったのであった。
 ミャンマー人の派遣の人も事の重大さを理解し、叱られたことで大分落ち込んでしまった。

 ボタンを間違えて押してしまった。一言だと軽いことかもしれないが、それが大きな問題につながる。
 ミャンマー人の派遣の彼が、なぜ間違えてボタンを押してしまったのかは謎であるが、押したことで大問題となってしまったようである。
 もしかして、彼はクビになる可能性があるかもしれない。まだ、最終的な結論はでていないので。
 ともかく、朝はそんな大変な状況であった。
 でも、とりあえずは、本当の火事でなくて良かった。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する