mixiユーザー(id:1168854)

2016年07月19日00:20

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僕だけが居ない街観た

僕だけが居ない街を観ました。
自分の中ではギミックが凄く斬新で好みだなぁという感じで。
まずタイトルだけ見ても自分だけ助からなさそうな、鬱興奮要素がびゅんびゅんしてて好きでしたから気になっていたんですけど。
ループものとしてはテンプレなのかもわからないですが、これをきっちり斬新として見れた自分です。
ありきたりと思わずすべてが斬新と見れたので面白さ青天井です。
ちょっと勿体ないのは「連続殺人系」なので心の安全マージンをばんばん取って観てしまったこと。
純粋にキャラに感情移入してしまうと、殺された時の反動がきついのでどこか心を俯瞰させすぎて観てたのが自分チキンすぎててダメだなぁと。
3話くらいの段階で八代先生が真犯人なのは見えてたので、このゲームクリア情報をどう仕入れるかとかそういう見方は楽しくはあったのですが、その方向でこの作品観て楽しむのスゲーもったいなかった感。
もっとフィーリングで観て良いタイプの作品だったなぁ。

気持ちの上で救ってあげたい子とかお母さんとか救いたい的なのですが、物語の構成上「まぁ何回か死ぬよね」的な斜め読み、俯瞰読みが過ぎて、事前にその事態を想定しすぎて観ていたのが本当にもったいない見方。
いつからこんなチキンな見方するようになったんだ自分・・。
今をライブ感で楽しまず先の視点から観始めた自分にげんなりといか、モノの見方の良さを殺してきてたなぁと。
変な所潔癖っぽいのでキャラの人となりが知れて感情移入してくると救われてほしい気持ちと「そうあるべき」というエゴが出てしまうっぽく。
とはいえ自分は第三者で傍観でしか作品に介入できず結果に対して指をくわえるしかできないので、気持ちが盛り上がってて落っことされると、その差分のストレスを「マジないわー」とか別にあっても妥当な事を自分の都合で否定してメンタル的安定をとるっぽいので、そうならないために妙に安全マージン取りすぎて観てた感がもう本当にヘタレ。

しかし大団円に至るまでに色々な仲間の意志を受けたなぁと。
多くの仲間の声が響く響く。

加代ちゃんも救ってあげたい子でしたが、それ以上にお母さんも救いたい感半端なく、ピザ子ちゃんも救ってあげたい子でしたねぇ。
まさか朝食の目玉焼きのシーンで涙するとは思わなかったです。

色々な積み重ねで目玉焼きをシーンに写すだけで意味が多すぎる。
何気ないオブジェクト一つに重さを滲み出させる手法は本当にすごい、好き。

こういう作品作れるって本当にすごいよなぁ、良いものみせてもらった、ほくほく。
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