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2016年07月09日10:14

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「神との対話」5 生と死


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<あらすじ>
魂−精神−身体が一体となった人間が、物質的世界(現実世界)で果たすべき課題が完了すると、物質的世界を離れて霊的世界に行く。
「死」は、物質的世界(物理的世界)から霊的世界へ移行する通過点であって、「生」の終わりではない。
輪廻転生によって霊的世界から物質的世界に移行する通過点が、「誕生」である。
人間は、物質的世界でも霊的世界でも、形(エネルギーの振動数)は変わるが、魂−精神−身体の3要素からなっている。
「死」のプロセスは3段階からなる。
第1段階で、自分は物質的な身体ではないことに気づき、第2段階で、死ぬ時に抱いていた信念を経験する。
第3段階で、神と一体化して、終えたばかりの人生を、関わった全ての人間の視点で振り返る。
そして神の「聖なる審問」を受ける。
「聖なる審問」の時、霊的世界に進むか、今来た元の物質的世界に戻るかは、人間が自由に選択できる。
霊的世界に進むという選択をして霊的世界に入った時、人間の「死」のプロセスが完了する。
霊的世界の人間が、輪廻転生によって物質的世界に行く時にも、「聖なる審問」を受ける。
霊的世界では、思いとその実現とに時間差が無く、思いが即実現する。
物質的世界でしか、神性を体験的に知ることはできない。
霊的世界の人間が、新たに神性を体験したいと希望すると、物質的世界に行く(輪廻転生)。


1.死ぬことはできない。あなたがたは生命そのものだ。
死ぬことはできない。あなたがたは、生命そのものだ。生命が生命でなくなることはできない。したがって、死ぬことはない。
では、臨終のときに何が起こるか……生きつづけるのだよ
。・・・「神との対話3」
 
誕生と死は同じことである。・・・「神へ帰る」


人間は、魂−精神−身体の3層からなっています。
魂−精神−身体が一体となった人間が、物質的世界(現実世界)で果たすべき課題が完了すると、物質的世界を離れて、霊的世界に行きます。
人間が物質的世界から霊的世界に移る時点を、「死」といいます。
「死」は、物質的世界(物理的世界)から、霊的世界へ移行する通過点なのです。
「死」は生の終わりではなく、ただ、生命の形を変える通過点で、生命は無くなることはないというのです。
その反対に、霊的世界から物質的世界に移行する通過点が、「誕生」です。

霊的世界の人間が希望すれば、霊的世界から物質的世界に行くことができます(輪廻転生)。その通過点が「誕生」なのです。
すなわち、「誕生と死は同じこと」なのです。

2.地上に生きている間だけではなく、いつも三つの部分からなる存在である

あなたは身体、精神、本質的ないのちである霊魂という三つの部分からなる存在だ。地上に生きている間だけではなく、いつも三つの部分からなる存在である。
死ぬときには、身体も精神も捨てられる、という説をたてるひとたちがいる。だが、身体と精神は捨てられない。身体はかたちを変え、最も濃厚な部分は捨てられるが、外殻はつねに維持されている
。・・・「神との対話1」

あなたはふたたび全き存在になり、ふたたび若くなり、最も盛りだったときの元気と精神で霊的な領域へと入っていくだろう。
あなたはこの世で若者だったころのように自分自身を経験するだろう
。・・・「神へ帰る」


『神との対話』では、物質的世界でも霊的世界でも、人間は形(エネルギーの振動数)は変わりますが、魂−精神−身体の3要素からなることに変わりはないといっています。
そして本人の思う、最盛期の姿かたちをとることができるというのです。

3.死は段階というか局面を追って経験される

死は段階というか、局面を追って経験される。
第一段階の死の瞬間、あなたはただちに生命が続くことを経験する。
自分は「死んだ」が、生命は終わっていないことがわかる。自分は身体ではないということに充分、それにたぶん初めて気づくのが、この瞬間だ。
その後にたちまち死の第二段階に移る。
第二段階では死後に起こると信じていたことを経験する。これは瞬間的に起こる。
そして前進する。死の第三段階へね
。・・・「神へ帰る」


人間は「死」の時に、3段階のプロセスを通過します。
第1段階では、自分は物質的な身体ではないことに気づきます。
第2段階では、死ぬ時に抱いていた信念を経験します。
例えば、死んだら天国に行くと信じている人は、自分が思い描く天国の情景を経験するのです。
死んだら全てが無になると信じる人は、眠っているときと同じような、何も無い情景を経験するのです。そしてほどなく、その人の愛した人たちが、目覚めをうながしてくれるといっています。
第3段階では、神と一体化して、終えたばかりの人生を、自分だけでなくそれに関わった全ての人々の視点で、その人生を振り返ります。
そして、神の「審問」(くわしく問いただすこと)を受けるのです。

4.あなたはその絵のなかで起こったすべてを経験する

絵が展覧会のように壁にかかっていて、あなたはこの「画廊」を ゆっくりと歩きながら、絵を一枚一枚、眺める。
絵を深く見つめているうちに、あなたはその絵のなかで起こったすべてを経験する。あなたに起こったことだけでなく、その絵のなかの全員に起こったことだ。
絵の一枚一枚はあなたの人生の各瞬間を表し、それを見つめることによって、あなたはそれぞれの瞬間に起こったことの「完全な全体像」を初めて知る。
多くの場合、それはあなたが起こっていると考えたこととは違うし、必ずあなたの想像を超えているはずだ。
・・・「神へ帰る」


第3段階で神と一体化すると、終えたばかりの人生を、それに関係した全ての人間の視点から振り返ります。これと同様なことは、臨死体験者がよく語っています。

前回の「魂と精神」で書いたように、魂の目的は神性を体験することにあります。
魂の望む神性を体験できるように、神は人生の出来事を用意します。
その出来事に出会った時の対応のし方は、人間の選択によって決まります。
ところが魂レベルの意志と精神レベルの意志とは、必ずしも一致しないのです。
そのために見た目には、おうおうにして精神の意図に反した結果になることがありますが、魂のレベルでは、意図した通りの神性を体験しているというのです。

それが、原著引用文「多くの場合、それはあなたが起こっていると考えたこととは違うし、必ずあなたの想像を超えているはずだ」の意味なのです。

5.聖なる審問

「聖なる審問」に「進みます」と答えれば、即座に霊的な領域に移動し、そこで「光」と合体したときに経験したものとして「自分自身を知り」はじめる。・・・「神へ帰る」

あなたの魂は「自分の存在の核心」に戻り、もういちど帰りの旅を始め、「聖なる審問」に答える。
あなたは自分が何を欲しているかを知っているか?あなたは物理的な存在に戻ることを選ぶか
? ・・・「神へ帰る」

 
「死」の時点で、霊的世界に進むか、今来た元の物質的世界に戻るかの選択は、人間の自由だといっています。
課題がまだ完了していないと考える人間は、その時点では物質的世界に戻ることができるのです。
「死」のプロセスが完了するのは、この「聖なる審問」の時に、人間が霊的世界に進むという選択をして、霊的世界に入った時なのです。この時、「死」が完結した(臨死状態ではなく、ほんとうに死んだ)ことになるのです。
霊的世界の人間が、輪廻転生によって物質的世界に戻る時にも、この「聖なる審問」を受けるのです。

6.霊的な領域では魂が望むすべてが即座に実現する

霊的な領域では、魂が望むすべてが即座に実現する。・・・「神へ帰る」


霊的世界では、物質的世界と違って、思いとその実現との間に時間差がありません。
霊的世界でも物質的世界と同じように、人間は創造し続けます。ただ、霊的世界では、思いが即創造につながり、その思いが実現するのです。思いとその実現とに、時間的な差が無いというのです。

7.それは物理的な世界でしかできない

人間が霊的世界を旅するうちに「知る」だけでは充分ではないときがやってくる。
魂はそれ自身についての新しい考えのなかでそれ自身について知っていることを経験したくなる。だがそれは物理的な世界でしかできないとわかる。
・・・「神へ帰る」

魂は霊的な世界の道を通って完全な知に到達し、物理的な世界の道を通って完全な体験に到達する。どちらの道も必要で、世界も二つある。・・・「神へ帰る」


「神の宇宙創造〕で書いたように、神の宇宙創造の動機は、概念として知る自分自身を、体験的に知りたいと神が思ったところにあります。
それと同じように、概念的な神性を、遺伝子DNAのようにすべて受け継いでいる魂は、それを体験したいと思うのです。

物質的世界(物理的世界)でしか、神性を体験的に知ることはできません。
霊的世界の人間が、新たに神性を体験したいと希望すると、物質的世界に行くのです(輪廻転生)。

音楽に例えてみます。オーケストラがある曲を演奏するとします。
曲は楽譜に書いてあります。しかしそれは、五線譜に音符という記号が書いてあるだけで、音そのものではありません。
それを楽器の演奏者によって、音に変換して曲がかなでられるのです。
概念的な神性とはこの楽譜にあたり、体験された神性とは演奏された音楽といえるでしょう。

人間は、神性を体験するために、旅を続けているのです。


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