これぞSwingJazz 　デューク・エリントン　ケン・バーンズ　コレクション

以前聴いて、音がいまいちだったので、以来聴かず放っておいたのだが、
未だ、スコーカーをホーンにした新しいシステムで聴いていなかったので
気を取り直して、試しに聴いてみたら、これがなんととんでもないことになった。
確かに昔の録音だから帯域は狭い。

僕はあまり音について文学的表現を好まないのだが、
これは「音が鮮度がいい」鮮度というものを強烈に実感した。
貧弱な録音機材だからこそ、精一杯の気持ちを込めて録音した
心意気が伝わってくる。

何も足さない、何もひかない。ストレートに音楽が伝わってくる。
その歯切れの良さがSwingJazzの神髄を伝えてくれる。
聴いていて思わず楽しくなってスイングしてしまう。