三銃士について

テレビで「三銃士」をやっている。残念なことに、この漫画映画は見ていない。子供の頃に読んだ本もほとんど記憶に残っていない。
でも昔から気になっていることがある。
まず、タイトルは「三銃士」とあるのに、主人公はダルタニアンで三銃士は脇役だ。銃士というのに、戦いのシーンの武器は剣だ。これは後で知ったけど、タイトル"Les Trois Mousquetaires"は3人のマスケット銃兵士だ。でも戦うのは剣なんだよね。
マスケット銃は当時の最新式の兵器だから、最先端兵器を扱うエリート兵士で、種別としては騎兵なんだよね。でも、細い裏道を走ってばかりいるように感じた。
このエリート兵士たちのスローガンは un pour tous, tous pour un で、保険会社がこれを使っているのを聞いたのが学生の頃だったように思う。うまく使ったものだと思った。『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために』ってやつね。
テレビのチャンネルを変えようとしていたら一瞬画面が流れていって、こんなことを考えた。