今日は休日出勤ということもあって、夕方までみっちり仕事。
なので、某所であったライヴにも行けず、悶々とした日中だった。
心は悶々、外は灼熱。
仕事を終え、ユナイテッド・シネマ橿原へ直行。
映画2本ハシゴ。
まず、くどいくらいにここで予告編(なんせ公開日の今日でも、予告編やってたくらい)を見続けていた『クリーピー』を。
全編に漂うイヤぁ〜〜〜な雰囲気がとにかく絶品(笑)
この映画の西野氏ほどじゃないが、こういう感じの人ってけっこういる。
って、他人事のように思っている自分も、一歩間違えれば同じ穴のムジナだよ、ってことを主人公の高倉を通じて警告しているような映画だった。
だから、観終ってもモヤモヤ感を引きずってしまうんだな。
個人的には『ソロモンの偽証』以降の出演作になる、藤野涼子の演技に注目したが、あんな役を彼女にさせるなんて、黒沢清のアホぉ〜〜〜ッ!!(←褒め言葉です)
観終って間髪入れずに、『レジェンド 狂気の美学』を。
これ、大阪ではテアトル梅田で今日から公開。
つまり、ミニ・シアターで上映される作品が、地元で観れる嬉しさよ。
しかも画面もデカいし、音響もいいし、いうことなし。
トム・ハーディのファンなら、狂喜すること間違いなしの一人二役。
だから、ファンにとってはサブタイトルは「狂喜の美学」のほうがいいかも。
とんでもない双子だし、そばにいるとイヤな(ちょうど『クリーピー』の西野氏とキャラがかぶる)なんだが、スクリーンから滲み出してくる、そこはかとない笑い(ほんとギャグ一歩手前なんだ)が、本作の最大の魅力。
この二人から一歩引いた、エミリー・ブラウニング演じるフランシスが語り部というのも粋だ。
スタイリッシュなギャングもの期待すると肩透かしかもしれないが、熱き兄弟愛を讃えた逸品。
そして、話題の『エクス・マキナ』以上に、凄いSFXを堪能できる映画でもある。
ところで、ユナイテッド・シネマ橿原って、会員になるといつでも1500円で映画が観れる。
6回観れば1本無料、というのもよくある話。
さらに、auに加入してると、シネマ割りというサービスもあって、いつでも1400円で映画が観れる(もちろん、ポイント加算もしれくれる)。
ポップコーンも100円引きにしてくれるし。
さらに、メアドを登録すると、2本観たら3回目は1000円で映画が観れる(ポイントは0に戻るけど)。
ということで、いろいろと低価格で映画が観れるわけだ。
これはけっこうお得かも。
ってなわけで、もっとミニシアター系の映画を取り上げてほしいものだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する