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2016年06月18日21:52

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「日本からの贈り物」「艦隊を追って」&「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」

 本日より、京橋フィルムセンターで ” EUフィルムデーズ2016 “ と銘打ち、欧州連合(EU)加盟国の近作を一堂に集め、ヨーロッパ社会・文化のん多様性を紹介する映画特集が始まりました。

 初日、…ということで、午前10時半、ルーマニア映画「日本からの贈り物」を観て、青山一丁目へ。

 午後2時、赤坂図書館の映画上映会でマーク・サンドリッチ監督のミュージカル映画「艦隊を追って」を観て、再び京橋フィルムセンターへ。

 午後5時、オランダ映画「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」を観てまいりました。



 ☆「日本からの贈り物」(2013)監督 トゥドール・クリスチャン・ジュルギウ 出演 ヴィクター・レベンギウツ、橋本佳菜、トマ・海・ウンツァヌ

 『ドナウ川沿岸の村。洪水で妻と家を失った老人コスタチェは、空き家に一人で仮住まいしている。そこに長年音信不通だった一人息子が、日本人の妻と8歳の孫を連れて突然戻ってくる。息子が村に戻ることを期待する父と、その気のない息子。初対面から少しずつ築いていく祖父と孫。次第に打ち解けていく家族の様子が、美しい映像で静かに描かれる。29歳の若い監督クリスチャン・ジュルギウの長編デビュー作』


 お祖父ちゃんを演じるヴィクター・レベンギウツは、ルーマニアを代表する名優なのだそうです。…非常に頑固で、喧嘩っ早いジイサンなんだけれど、孫を見つめる目は限り無くやさしい。…いい味、出してマス。

 家族の愛は、国境を越える!



 ☆「艦隊を追って」(1936)監督 マーク・サンドリッチ 出演 フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ランドルフ・スコット、ハリエット・ヒリアード、アストリッド・オールウィン

 サンフランシスコに戦艦が入港して上陸した水兵のベイクは、昔ボードヴィルで彼のダンスパートナーであり、結婚を申し込んで断られたシェリーと再会する。
 今ではシェリーも気が変わってベイクとの再会を喜んだ。一方、ベイクの同僚ビルジは、シェリーの姉コニーの美しさに魅せられるが…。


 ヒューバート・オズボーンの戯曲を基に、「コンチネンタル」「トップ・ハット」「踊らん哉」などで知られるマーク・サンドリッチが監督した、アステア&ロジャースの共演5作目であります。

 30年代のもっとも脂の乗った頃のアステア&ロジャースの一本。安心して見ていられるミュージカルです。

 お話しが単なる ” ボーイ・ミーツ・ガール “ ではなくちょいと捻ってあって、少々なかだるみするのが難と言えば難かな。



 ☆「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」(2014)監督 ローゼマイン・アフマン 出演 フランズ・アフマン、ケビン・コスナー、オリバー・ストーン、ポール・バーホーベン

 『本年7月に公開予定作品の特別プレミア上映。銀行マンでありながら、「融資」という形で900本もの名作映画を世に送り出したフランズ・アフマンの生涯を描いたドキュメンタリー作品』


 監督のローゼマイン・アフマンは、フランズ・アフマンの娘さんなのだそうです。…ここにも、家族愛を感じますねぇ。

 とにかくフランズ・アフマンが、すげえ渋カッコいいんでありますよ。非常に興味深く見ました。
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