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2016年06月11日21:18

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「ミクロの決死圏」「天下の快男児 万年太郎」&「高度7000米 恐怖の四時間」

 午前中、DVDでリチャード・フライシャー監督の「ミクロの決死圏」を観て、京橋フィルムセンターへ。

 午後1時、小林恒夫監督の「天下の快男児 万年太郎」。
 午後4時、同じく小林恒夫監督の「高度7000米 恐怖の四時間」を観てまいりました。

 池波正太郎「鬼平犯科帳(十四)」読み終わる。



 ☆「ミクロの決死圏」(1966)監督 リチャード・フライシャー 出演 スティーヴン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、エドモンド・オブライエン、ドナルド・プレザンス、アーサー・オコンネル、アーサー・ケネディ

 アメリカ亡命の直後に襲撃され脳内出血となり、外科手術が不可能となった要人を救うため、アメリカ政府は医療チームを潜水艇ごとミクロ化し、体内に送り込んで手術する作戦を決行する。
 だが、脳外科医、循環器専門医、潜水艇艇長、諜報員ら5人のチームは60分以内に患部を探し出し、手術を完了しなければならなかった…。


 SF映画史に燦然と輝く名作であります!

 コンピューターどころか電卓も発売されていない時代、60年代の映画ですよ〜。

 荒唐無稽って言ってしまえば、これほど荒唐無稽なハナシはない!!!
 でも、その疑問をもつ前にそそくさと始まり、そそくさと終わる、その手際の良さには感心しました!


 キチンとしたリメイク作品が現在進行中… らしい。



 ☆「天下の快男児 万年太郎」(1960)監督 小林恒夫 出演 高倉健、山東昭子、佐久間良子、今井俊二、大村文武、久保菜穂子、小宮光江、伊藤雄之助、加藤嘉、花沢徳衛、小川虎之助、楠トシエ、ザ・ピーナッツ、トニー谷

 『一本気で正直、腕っぷしが強く、女性にもてる太郎が化粧品会社で活躍。明朗なサラリーマン喜劇にふさわしく、ビッグバンド・ジャズやラテンミュージックの要素を取り入れた都会的な音楽が展開され、オリジナルのCMソング、ミュージカル風のテレビ番組の公開収録シーンも楽しめる』


 これは珍しい!「東映版」サラリーマン喜劇です!

 東映任侠路線で人気が出る前の、若き健さんのまったく違う一面が見られる貴重な珍品。

 サラリーマン喜劇なのに、やたらギャングが出てきて流血のケンカになるのが、“ 東映 ” らしい。(笑)



 ☆「高度7000米 恐怖の四時間」(1959)監督 小林恒夫 出演 高倉健、今井俊二、大村文武、中原ひとみ、小宮光江、久保菜穂子、丘さとみ、風見章子、加藤嘉、殿山泰司、岡村文子、左卜全、神田隆

 『拳銃を持った逃亡中の殺人犯が羽田発千歳行きの旅客機に乗り込み、息詰まるようなサスペンスが展開される。「紅の翼」(1954、W・A・ウェルマン)や、のちのアメリカ映画の「エアポート」シリーズと比べるのも一興。グランドホテル形式でさまざまな性格のシーンがあり、音楽もそれに合わせて多彩に表情を変える』


 これは意外と面白かったです! …昭和34年の映画ですよ。こんなに昔の映画のわりには、よく出来てると思います。

 高倉健、硬派なパイロット役なんですけど、化粧品会社のサラリーマンよりは似合ってマス。(笑)

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