先週と今週、市民大学総合コース「混沌とした現在の源は?」では、第3回「ドイツ帝国の興亡」、第4回「ロシア革命とソヴィエトン連邦の光と影」の小林克則さんの講義が終わった。
講義は、生徒30名が5班に別れて、討論・発表の形式で行われたので、予習が必要であった。私も図書館で借りた4冊の本にざっと目を通して、事前に与えられた討論のテーマについて、自分ながらの案を持参して、出席した。討論時間の制約があるので、不充分な点はあったが、最近、使っていなかった脳を、充分使った点では、満足でした。
先生が、最後に江戸時代の儒学者・佐藤一斉の「三学戒」のことば、
『少(わかくし)て学べば、則(すなわち)壮(そう)にして為(な)すこと有り
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず』
を紹介し、今回は『楽しく講義をさせていただきました』との謙虚な態度には、感じるところがあった。
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