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2016年06月08日08:51

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「治せる認知症・見逃すな」という記事が配信されていた

新聞に「治せる認知症見逃すな」という記事が配信されていた。
お年寄りに多い…という書き出しがちょっときになるけど。
自分も、くも膜下出血の後「正常圧水頭症」ということで、VPシャントを設置した。
記事にあるように脳の真ん中あたりに管を通して、腹腔内にながすというものだ。
最近はLPシャント術といって腰のあたりで脊髄に管を通して腹腔(腹の中)に脳髄液を流すようにしているらしい。脳に管を挿すというのが心理的な負担が多いというのが理由だ。
自分のは頭蓋骨に穴を開けるVPシャントだ。だって全く意識がなかったからされるがままだったんだよね。
うちの家族は、管を通すって聞いた時に頭のてっぺんからチューブが出て、腹に刺さっていることをイメージしたらしい。頭のてっぺんにチューブが刺さった人って…
実際は頭蓋骨に穴をあけて耳の位置くらいまでチューブが入っていて、頭蓋骨と頭皮の間を通って左の耳の上あたりにシャントが設定され、首の後ろを通って腹の中に排出されている。
このシャントは外部から圧力を調整する機能があって、外部から磁力で16段間に調整できる。ということは4つの磁石がついていてこのN/Sの組み合わせで圧力調整をしているんだね。2進法で4桁あれば0000から1111までで16種類の数字を表現できる。これで、圧力を調整しているわけだ。
昔のPCのSCSIという規格は0から7を設定したのは3ビットの設定だった。これが4ビットになるとの圧調整バルブだ。
磁力で設定出来るということは、電磁波で設定が狂っちゃうということだ。
いまでも、MRIを撮った後は、磁力で圧力がずれちゃうから、再設定をしてレントゲンで確認をしている。
かつて設置直後は、携帯の電波で設定がずれて意識を失ったことがある。
携帯の電波はペースメーカーにはほとんど影響がないけど、シャントの設定には影響がある。
最近の飲食店で、テーブルにIHが組こまれていて、鍋が発熱するあしらいは、とてもきれいだけど電磁波が露出しているからシャントに影響が出る。電子レンジはシールドされているからいいけど、IHのコンロや調理器具、携帯の非接触充電Qiや家の電話の接点のない電話の子機や髭剃りは非常に危ない。リニアモーターカーや電気自動車の非接触充電も危ないと思うよ。
この辺はもっと配慮する必要があるんじゃないかと強く思う。
ただ、磁石の磁力コントロールってすごい。HDDの磁石は必要なところに非常に強い磁力が出ているけど、わきには引き寄せる磁力がほとんど出ていない。いったいどうやってコントロールしているんだろう?いろいろ知らないことが多いなぁ。

このシャント設置手術は翌日退院が可能なほど簡便らしい。
記事によれば60%から70%の患者さんに改善が見られたようだ。
自分も、これで意識が戻ってきたのかもしれない。
生常圧水頭症の患者数は高齢者の2.3%、約76万人が推定されるとある。しかし、実際にシャント手術を受けたのは6,700人とある。効果があるというのだからもうちょっと普及してもいいんじゃないだろうか。
私の頭に設置したシャントの情報はこちら >> http://goo.gl/zAYiwX

「正常圧水頭症」に対して、周囲の人が気を付けるポイントがあげられていた。

歩行障害
 左右の足の間隔が広くなる、歩幅が狭いよちよち歩きになる

認知障害
 反応が遅くなる、注意散漫。物忘れは軽度

排尿障害
 頻尿、急激な尿意

新聞の記事はこちら >> http://goo.gl/Val65Y

          
       
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